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JASRAC、2025年3月分配期の管理手数料実施料率の一部を引き下げ

ビジネス 音楽業界

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2025年3月分配期に適用する管理手数料実施料率について、「演奏等」(大規模演奏会等、カラオケ)「放送等」「業務用通信カラオケ」「インタラクティブ配信」「授業目的公衆送信補償金」での区分を引き下げる。

JASRACは経常収益が経常費用を上回った場合、収支差額金として翌年度に権利者へ分配しているが、決算前においても収支差額金となることが確実に見込まれる部分は、できる限り早く権利者に還元したいとしている。

2024年度(2024年4月~2025年3月)、経常収益が予算を上回り経常費用が予算を下回る水準で推移していることから、2025年3月分配期に適用する管理手数料実施料率を一部引き下げる。

JASRACは、「音楽をご利用になる皆さまからお支払いいただいた使用料がクリエイターの新たな創作へとつながるよう、今後も管理の効率化と経費の削減に向けた取り組みを続けてまいります。」と伝えている。

※記事初出時に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。