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NexTone、24年4~12月期は17%増益

ビジネス 音楽業界

NexToneは、2025年3月期第3四半期の連結業績(2024年4月1日~12月31日)を発表した。

前期におけるレコチョクグループの損益計算書の連結が第3四半期からであったため、売上高は142億5,200万円(前年同期比163.0%)と大幅増収。利益面では、レコチョクグループにおける成長分野や新規事業への先行投資を継続しつつも、既存事業の増収に伴う増益により、営業利益は5億8,100万円(同113.4%)、経常利益は6億100万円(同117.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2,500万円(同105.4%)と増益となった。

著作権管理事業は、ストリーミング音楽配信市場と動画配信サービス市場の伸長、アイドル楽曲の音楽ソフト等に係る録音権の徴収実績の増加、管理楽曲数の増加等により前年同期比で増収増益。以上の結果、売上高は10億8,000万円(前年同期比125.6%)、セグメント利益は4億7,000万円(同134.3%)となった。

DD(デジタルディストリビューション)事業は、ストリーミング音楽配信市場の伸長、取扱原盤の着実な増加等により前年同期比で増収となり、営業利益はレコチョクにおける先行投資を当社DDサービスが吸収して増益。以上の結果、売上高は70億9,000万円(前年同期比128.7%)セグメント利益は6億7,000万円(同108.1%)となった。

音楽配信事業は、レコチョクの音楽配信事業(個人向け、法人向け)を前期第3四半期から当セグメントに設定。個人向け主力サービスである「dヒッツ」のサービス料金を2024年12月より引き上げた。以上の結果、売上高は55億9,000万円(前年同期比285.2%)セグメント利益は9億7,000万円(同346.4%)となった。

ビジネスサポート事業は、同社キャスティング事業のライブビューイング等が順調に進展したことにより前年同期比で増収となったが、レコチョクのソリューション事業やエッグスのシステム開発等の先行投資により前年同期比で減益。以上の結果、売上高は11億4,000万円(前年同期比121.3%)、セグメント損失は3億2,000万円(前年同期は3,000万円の損失)となった。

通期業績予想は、2024年5月14日に公表したものを据え置いた。

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