エイベックス、24年4~12月期は赤字転落 通期見通しを下方修正

エイベックスは2月13日、2025年3月期第3四半期の連結業績(2024年4月1日~12月31日)を発表した。
音楽パッケージ作品の販売数が減少したこと等により、売上高は926億700万円(前年同期比1.9%減)。一般経費が増加したこと等により、営業損失は12億6,200万円(前年同期は営業利益15億7,700万円)となったものの、子会社の株式譲渡及び第三者割当増資の実施に伴う特別利益を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億5,500万円(前年同期比49.9%増)となった。
経常損失は11億4,100万円(前年同期は経常利益13億500万円)だった。
通期予想は、2024年6月21日に公表したものを下方修正。営業損失18億円(前回予想は営業利益20億円)、親会社株主に帰属する当期純利益18億円(前回予想から60%減)を見込む。
理由として、音楽事業セグメントにおいて、一部の取引先に対する売上債権に対して貸倒引当金繰入額を計上したこと、その他事業セグメントにおける、アジア・中東地域での事業において期初に想定していた大型案件の獲得の未達や現地における収益が減少したこと等を挙げている。
広告・取材掲載