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CRI・ミドルウェア、24年10〜12月期は大幅増益

ビジネス 音楽業界

映像・音声に特化したミドルウェアを展開するCRI・ミドルウェアは2月13日、2025年9月期第1四半期の連結業績(2024年10月1日~12月31日)を発表した。

売上高は8億6,190万円(前年同期比28.1%増)、営業利益1億3,618万円(同277.8%増)、経常利益は1億4,631万円(同295.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億173万円(前年同期比313.3%増)となった。

ゲーム事業は、同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」等の国内許諾売上は、予定どおり進捗したものの、前年同期に料金体系変更による駆け込み需要があったため減少。海外向けは、中国において第3のOSがローンチされた効果と、欧米圏で新規の許諾売上を複数獲得したこと等により、増加した。株式会社ツーファイブが行う音響制作は、新規顧客を含めた大型の音声収録業務を複数受注したことにより、四半期最大の売上・利益を達成。「CRI TeleXus」への研究開発投資は当セグメントにおいて継続して行っている。当セグメントの売上高は4億7,918万円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は6,545万円(同69.9%増)となった。

エンタープライズ事業は、組込み分野の売上は、カラオケ案件で大型の許諾売上があったこと等により、増加。モビリティ分野の売上は、新製品となる車載メーターグラフィックソリューション「CRI Glassco(シーアールアイ グラスコ)」が本格的に立ち上がり、許諾売上が増加したこと等により、増加した。クラウドソリューション分野の売上は、R&Dフェーズへのシフトのため、受託業務量を減らしたことにより、減少。当セグメントの売上高は3億8,271万円(前年同期比40.7%増)、セグメント利益は7,072万円(前年同期は248万円のセグメント損失)となった。

通期の連結業績予想は、2024年11月7日に公表したものを据え置いた。