FMPJ、「CPRA二次使用料NFA分配問題」においてCPRA運営委員会が合意 日報分配からトラックベース分配に移行

「CPRA二次使用料NFA分配問題」において、FMPJ(一般社団法人日本音楽制作者連盟)が主張してきた「メインアーティスト(FA)とサポートミュージシャン(NFA)双方にとって公平で透明性のある分配」がCPRA運営委員会で合意された。
これにより、同連盟が問題視していた「日報データの録音回数基準による分配」(以下、日報分配)は2025年3月分配(会員には4月分配)を最後に終了し、2026年からは英国PPL方式などを参考としたトラックベース分配に移行することになる。
また、最後の日報分配となる2025年3月分配においても、日報分配を含むみなし分配の割合を昨年に引き続き縮小することを合意。また、みなし分配の一部に、「基礎分配」として、放送使用実績と貸レコード実績を過去20年に遡って対象者全てに一律で分配する方法が導入されることになった。
FMPJは「今回の合意により、当連盟が目指す精緻な分配の実現に向け、大きな障害となっていた問題がついに解決することになりました。このような改革が実現したのも、多くの方々がこの問題に関心を持ち、貴重なご意見や反響をお寄せくださったおかげであり、心より感謝申し上げます。」としている。
変更部分の詳細については、こちらから。
広告・取材掲載