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Soraを超えた? YouTubeショート、AIツール「Veo 2」導入 文章から動画を生成

ビジネス 海外

グーグルは2月13日、「YouTubeショート」の背景を生成する「Dream Screen」に、Google DeepMindが開発した動画生成AIモデル「Veo 2」を導入したと発表した。文章を入力するだけで、ショート動画用にクリップが生成できるようになった。 

対象国は米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドで、今後拡大する予定。動画にはSynthIDで透かしが入り、AIで生成されたことを視聴者に伝えるラベルを表示する。 

テキストプロンプトを入力して「作成」をタップすると、画像が4枚生成されるので、好みの画像と希望の長さを選択してクリップを生成。タイムラインに追加された生成動画を使って、ショート用動画を編集できる。 

また、グリーンスクリーンオプションを用いて、ショート用の背景として使うことも可能。生成したクリップを背景でループさせながら、自身が話しているところを録画できる。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「Soraを超えたと噂高いGoogleの動画生成AI、Veo 2がYouTubeのショート動画作成で利用できるようになった。残念ながら対象国に日本が入っていないが、SoraとVeo 2の能力差が分かる動画を見つけたので記事に張っておく。音楽のショート動画でもVeo 2を見かける機会が増えそうだ。YouTubeはユニバーサルミュージックと提携もあるため、SynthIDの透かしを動画に入れるなど著作権関連の対応は今回もそれなりになされているようだ」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。