Instagramリール、新アルゴリズムの仕組みと活用方法まとめ リールの単独アプリ化も?

Instagramは2月26日、リールのアルゴリズムの仕組みを共有。音楽業界ニュースサイトのHypebotがこれをまとめている。
Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は動画で、長尺のリール動画の視聴時間の割合がアルゴリズムに悪影響を与える可能性について回答。「われわれは視聴された動画の割合だけでなく、秒数も見ている。1分の動画の10秒を見たとしても、それは10秒の動画の10秒と同じ秒数なので、ペナルティーを受けることはない」と説明した。
ブログ投稿では、新進クリエーターを紹介するために行った最近のアルゴリズムのアップデートを解説。効果的な活用方法として、以下を挙げた。
・定期歴に投稿する
・オーディオを含める
・独立した、あなたを知らない人にも理解できるコンテンツを作成する
・「トライアルリール(フォロワー以外のユーザーのみに公開されるリール動画の作成機能)」を使って、フォロワー以外の反応を確認
・予測不可能性を受け入れる(「レコメンデーション機能は投稿のリーチの予測を難しくするが、全てのクリエーターに公平なチャンスを与える最善の方法」)
なお、米国のテックメディア「The Information」は同日、情報筋の話として、リールが独立したアプリとしてローンチされる可能性を報じている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「最近アップデートされたInstagramのリールのアルゴリズムについて攻略法のまとめ。(1)定期的に投稿(2)オーディオを含める(3)動画の秒数もカウントされている(4)トライアルリールでフォロワー以外のみに公開して反応を確認 などをHypebotが紹介している。他にもアーティスト向けの新しい機能や動画編集ツールが最近、追加されている。またアーティスト向けのInstagramのインサイトの活用法も以前、紹介したが記事の終わりに関連リンクをまとめてリストしておくので参考にされたい」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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