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YouTube、クリエーター向け新機能を続々導入 The Orchardまとめ

ビジネス 海外

米国のディストリビューター「The Orchard(ジ・オーチャード)」が、YouTubeがエンゲージメント強化、コンテンツ作成プロセスの効率化、リーチ拡大を目的に最近導入した新機能をまとめている。 

1. YouTubeホーム上のコミュニティーフィード

ホーム画面に「全ての投稿を見る」ボタンが新登場。「投稿のみ」フィードにつながり、お気に入りチャンネルの全ての最新投稿を確認できる。最新情報や舞台裏のコンテンツなどで視聴者を惹きつけておくのに最適。 

2. サムネイルの「テスト&比較」機能

最大3つの異なるサムネイルをアップロードすると、YouTubeが異なる視聴者にテストし、コンバージョンデータを提供。YouTube Studioで利用できる。 

3. 縦型ライブストリーミング

YouTubeアプリで縦型フォーマットのライブストリーミングがフルスクリーンで視聴可能に。投げ銭オプションを備えている。 

4. 最長3分のショート動画

最長3分のショート動画のアップロードが可能に。アスペクト比が正方形または縦長の動画に適用され、昨年10月15日以前にアップロードされた動画には影響しない。  

5. 自動吹き替え

YouTubeの自動吹き替えツールが拡大。さまざまな言語の動画に翻訳されたオーディオトラックを生成できる。 

6. 新興チャンネル支援「YouTube Hype」

チャンネル登録者数が50万人未満のクリエーターによる公開から7日以内の動画に、「ハイプ(いいねボタンの強化版)」できるように。ハイプの獲得数に応じたランキングが掲載される。現在、ブラジル、トルコ、台湾で利用可能。 

7. YouTubeポッドキャスト

YouTubeでは、ポッドキャストはプレイリストで、ポッドキャストのエピソードはそのプレイリスト内の動画となる。YouTube Studioでは、Podcastの新規作成やプレイリストのPodcast設定ができる。 

8. AI搭載の「インスピレーション」タブ

YouTube Studioの「インスピレーション」タブが生成AIを搭載して刷新。クリエイティブなアイデアのブレーンストーミングや動画のアウトラインの作成を支援する。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「The OrchardがYouTubeの新機能をまとめていたのでピックアップ。いいねボタンの強化版、ハイプ・ボタンはチャンネル登録者数が50万人未満のクリエーターによる公開から7日以内の動画に付く。新人アーティストの露出に効果がありそうだ。日本でも早く使ってみたいところだ。他にもサムネでABテストが出来たことなど、見落としている新機能があるかもしれないので記事をチェックしてもらえればと思う」 

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。