MUSIC AWARDS JAPAN 延べ約3,000作品のエントリー発表、シンボルアーティストにYMO「音楽は生き残っていくという実感」

「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」が、授賞式で表彰する全62部門の詳細およびそのエントリー作品を発表した。また、今年のMAJを象徴するアーティスト「SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025」にYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)が決定。あわせてYMOのトリビュートコンサートが5月20日に国立京都国際会館にて開催されることも決定した。出演アーティスト等、詳細は後日発表となる。
細野晴臣氏 コメント
「YELLOW MAGIC ORCHESTRA、みんなYMOと呼んでいますけど、いまだに若い人が聞いてくれたりしてます。ファンレターを読むと、『ライディーン』を聞いてますとか、中学生の女の子が手紙くれたりするんです。ということは、YELLOW MAGIC ORCHESTRAっていうのはまだ生きてるんだなと、メンバーは僕だけになっちゃいましたけど、音楽っていうのは生き残っていくということは実感しています。メインストリームという気持ちは一度もないですが、それでもYMOの業績もあるのだろうなとつくづく痛感しております。そして今回の『MUSIC AWARDS JAPAN』、こういう新しい動きの中の一つの柱として、YMOを取り上げていただけることは、とても光栄なことだと思っています。ありがとうございました。」
MAJは、2025年5⽉21⽇・22⽇にロームシアター京都で開催される「世界とつながり、音楽の未来を灯す。(ともす)」をコンセプトとした国内最大規模の国際音楽賞。5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越えて設立し、一般社団法⼈カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)により授賞式を開催する。
本アワードでは最優秀楽曲賞、最優秀アーティスト賞など主要6部門をはじめ、全62部門を創設。全62部門は、24部門の楽曲カテゴリー、14部門の海外楽曲カテゴリー、3部門のアルバムカテゴリー、11部門のアーティストカテゴリー、4部門の共創カテゴリー、ライブカテゴリー1部門、ミュージックテックカテゴリー1部門、そして4部門のアライアンスカテゴリーと、バラエティーに富んだラインアップとなっている。
アーティストら5,000人の音楽人によるエントリー作品への投票も開始。主要6部門では、最優秀楽曲賞に256曲、最優秀アーティスト賞に167アーティスト、最優秀アルバム賞に171作品、最優秀ニュー・アーティスト賞に61アーティスト、Top Global Hit from Japanに100曲、最優秀アジア楽曲賞に24曲が選出。そのほかにも、全部門でエントリー作品が発表され、延べ約3,000曲のエントリー作品が決定。エントリー作品に選ばれたアーティスト・クリエイターをはじめとする、音楽関係者によって投票が行われ、4月17日にノミネート作品、5月21日・22日の授賞式にて受賞作品を発表する。
なお、5月22日の授賞式はNHKにて生中継、2日間の授賞式の様子はグローバルストリーミングパートナーのYouTubeにて全世界配信される(※一部地域を除く)。今回決定したエントリー作品は、Spotifyにて「museum」という形でプレイリストに集約、さらに各部門のエントリー作品は部門ごとにプレイリスト化し、dヒッツをはじめとした各音楽配信サービスにて配信される。
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