ぴあ総研、東京藝術大学・奏楽堂に関する共同研究契約を締結

ぴあ、ぴあ総合研究所と国立大学法人東京藝術大学は、東京藝術大学・奏楽堂に関する共同研究契約を締結した。
ぴあグループでは、SDGs18番目の目標として、「文化芸術・エンタテインメント・スポーツの必要性を」という提言を掲げ、文化芸術・集客エンタメの社会的価値の探求と社会実装に取り組んできた。「社会とともに芸術の多様な価値を創出する」という東京藝術大学の理念に共鳴し、同大学・奏楽堂を舞台とする共同研究を開始する運びとなった。
本研究では、東京藝術大学の教育・研究機関としての強みと、ぴあグループの持つエンタテインメント分野のノウハウや資源などを生かし、文化芸術の観客の体験価値向上、そしてWell-beingの深化を目指す。
本共同研究の取り組み概要
協定締結日:2025年3月25日
主な取り組み内容:東京藝術大学・奏楽堂を舞台とする、以下の取り組み
・既存顧客・潜在顧客、観客の体験価値や Well-being 等に関する調査分析
・コンサートおよびワークショップ等のコンテンツの検討
・公演企画およびホール運営に関する人材育成プログラムの検討 など
東京藝術大学 日比野 克彦 氏
東京藝術大学は、心豊かな活力ある社会の形成にとってアートのもつ重要性への理解を促す活動や、市民が芸術に親しむ機会の創出に努め、アートをもって社会に貢献することをミッションとしています。本学・奏楽堂は、ホール全体が一つの優れた楽器であるとともに、学生や若いアーティストの教育研究や成果発表を支える唯一無二の芸術拠点です。
この度の共同研究を通じて、より多くの方々に、本学の演奏会にお越しいただき、心が動く豊かな時間を過ごしていただけるよう、コンテンツの開発や人材育成に取り組んでまいります。
ぴあ 代表取締役社長 兼 ぴあ総合研究所 取締役会長 矢内 廣 氏
ぴあグループは、エンタメ分野を中心に新しい文化の創造(趣旨性)と文化の豊かな消費(経済性)の2 つを車の両輪に据えながら、企業理念である「ひとりひとりが生き生きと」に基づき、「感動のライフライン」の構築を進めています。こうしたビジョンの共感をもとに、今回のユニークな産学連携が実現しました。
東京藝大との共同研究を通じて、文化芸術・エンタテインメント・スポーツなど集客エンタテインメントの体験価値、市場価値をより高め、ひとりひとりが生き生きと輝ける社会の実現に貢献することを目指してまいります
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