TikTok、分析ツール「TikTok for Artists」を日本で提供開始

TikTokは、アーティスト向け分析ツール「TikTok for Artists」の試験運用を日本など5カ国で開始した。
SpotifyやSoundCloudが展開しているアーティスト向けサービスと似たもので、TikTok上での楽曲のパフォーマンスや、ファンがどのようなコンテンツに興味を持っているかなどを確認できる。リリース予定の作品のキャンペーンも作成することも可能だ。
Spotifyと同様に、無料で利用できる(SoundCloudは有料)。アクセスには、TikTokの認定アーティストアカウントが必要となる。
現時点で利用可能な国は、日本、オーストラリア、インドネシア、ニュージーランド、韓国。対象は今後さらに拡大する予定だ。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「TikTokがミュージシャン向けの機能、「TikTok for Artists」を遂に日本でも試験運用開始。Spotify for Artistと似た機能で、どの地域のどの層にどの曲が聴かれているか、伸びているか分かる他、プロフに「Artist」タグを付けられる、新譜を知らせる「New」、音楽動画を並べる「Music Tag」、自身の曲解説を添える「Behind the Song」が付けられる等、もはやアーティスト公式ページに近い世界を展開できる素晴らしい出来だ。TuneCoreの公式ブログが登録方法を日本語で紹介していたのでリンクを張っておく。アーティスト活動の証拠画像などを送れば2〜3日で登録の許可が降りるようだ。」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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