Spotify、看板も使い撮り下ろしアー写でグローバル・キャンペーン

Spotifyは4月16日、世界中の音楽ファンの活気に満ちたエネルギーに敬意を表した、新たなグローバル・マーケティング・キャンペーンを打ち出した。
フィルムで撮影された視覚的に豊かで感情的に響く写真シリーズ、言うなれば「ビジュアル・ラブレター」を通じて、ファン文化と音楽を前進させるその役割に心からの賛辞を贈る。
対象アーティストは、チャペル・ローン、ドーチ、オアシス、オリヴィア・ロドリゴ、ロザリア、セブンティーン、ターンスタイルの7組。チャペル・ローンの熱心なファンが被るピンクのカウボーイハットから、オリヴィア・ロドリゴのデビューアルバムのジャケットの再現、オアシス・ファンの特徴であるモッズカットまで、ファンダムの伝統のエッセンスを捉えた写真が並ぶ。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「Spotifyがオアシス、ロザリア、セブンティーンなどのアー写を撮り下ろし、それを有名ストリートの看板などオフラインにも使用したグローバル・キャンペーンを始めている。写真の強いインスタがアーティストの準公式ページになるなど、写真は改めてファンダム構築で大事な位置づけになっているが、Spotifyもそこで答えを出してきた形だ」
ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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