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ライブネーションとApple Music、日本で事業拡大

ビジネス 海外

ライブネーション・エンターテインメントとApple Musicは4月21日、相次ぎ日本事業の拡大を発表した。 

ライブネーションは、日本の大手コンサート・プロモーターのハヤシ・インターナショナル・プロモーションズ(H.I.P.)を買収。ライブネーションのグローバルネットワークとH.I.P.の日本市場いおける深い専門知識を組み合わせ、海外アーティストの日本市場へのリーチを拡大させるとともに、日本アーティストの世界進出を後押しする方針だ。H.I.P.代表取締役社長は、引き続き林香里氏が務める。 

一方のApple Musicは、東京に新しいスタジオを開設。Apple Music向けのラジオ番組の制作拠点として機能するほか、アーティストのライブ・セッションやドキュメンタリー、インタビューの収録にも活用される予定だ。 

このスタジオは、ロサンゼルス、ニューヨーク、ナッシュビル、ロンドン、パリ、ベルリンに続く7番目のApple Musicのスタジオとなる。 

Apple Musicにおける過去3年間の日本国外でのJ-POPのストリーミングは、全体と比較して3倍のペースで伸びているという。 

(文:坂本 泉)  

榎本編集長「世界最大の音楽コンサート会社、ライブネーションとApple Musicが日本で活動を活発化している。Apple Musicは東京に新スタジオを解説し、アプリ内のラジオ番組を日本向けにも充実させる。ライブネーションは国内大手コンサート・プロモーターH.I.P.を買収。先日、Spotifyが高価格帯プラン(Music Pro)の目玉にチケット先行枠を用意すべくライブネーションと交渉中と報道されたが、Apple Musicもラ社と交渉している噂があり、奇しくも同じタイミングで両社が日本の事業を強化してきた。ライブネーションはコンサートのプロモーションで、Apple Musicは音楽メディアでの強化で話が噛み合っている」

 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。