Billboard JAPAN Streaming Songs(10/28付)、Official髭男dism「Pretender」が593万回再生で22連覇
2019年10月28日付(集計期間:2019年10月14日~10月20日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、Official髭男dismの「Pretender」が5,933,753回再生で22連覇を達成。総再生回数は1億2,000万回を超えた。
Official髭男dismは、10月9日にリリースした新アルバム「Traveler」より13曲がトップ100にエントリー。プレイリストやレコメンドを通し、楽曲単位で聴くのが主流といわれるストリーミング・サービスでは、新作アルバムをリリースしても、複数の楽曲がトップ100にチャートインすることはそう多くはない。そのなかで「Traveler」は、収録曲のうち「052519」(※)を除く全曲がチャートイン。多くのリスナーがアルバムを通して楽曲を聴いたことがうかがえる結果となった。
(※10秒ほどのインタールード楽曲のため、サービスによっては再生回数がカウントされていない可能性がある。)
トップ10では、King Gnuの「傘」が248.9万回再生を記録し前週16位から7位にジャンプアップ。また「白日」は、同曲最高となる293.5万回再生で前週6位から4位に2ランクアップした。新曲「傘」のリリースに加え、10月16日には未発表の新曲「Teenager Forever」がイヤホン「WF-1000XM3」CMソングに起用、19日に放送された「さんまの東大方程式」でKing Gnuが紹介されるなど話題が続いたことが、再生回数増に繋がったと考えられる。
今週初登場の新曲では、星野源の新EP「Same Thing」より収録曲4曲すべてがトップ100入り。最高位は、14位「さらしもの(feat. PUNPEE)」で、180.4万回再生を記録した。また49位には、t-Ace「Sweet 19 Blues ~オレには遠い~(feat. 安室奈美恵)」が、83.2万回再生を記録しストリーミング・チャート初登場。同曲は、安室奈美恵が1996年にリリースした「SWEET 19 BLUES」をサンプリングした楽曲となる。
10月16日に「KILL THIS LOVE -JP Ver.-」をリリースしたBLACKPINKは、表題曲「Kill This Love」が前週圏外から当週38位に急浮上。3週ぶりのトップ100返り咲きとなった。また、アン・マリー「2002」がリリースから1年半近く経った当週、自身最高となる40位を獲得。TikTokで同曲を使ったダンス動画が流行しており、ストリーミング・チャートでも前々週100位→前週79位→当週40位とじわじわと人気を増している。
【Streaming Songs】トップ10
1位「Pretender」Official髭男dism(5,933,753回再生)
2位「イエスタデイ」Official髭男dism(4,623,526回再生)
3位「宿命」Official髭男dism(4,297,300回再生)
4位「白日」King Gnu(2,935,792回再生)
5位「マリーゴールド」あいみょん(2,632,891回再生)
6位「ノーダウト」Official髭男dism(2,631,472回再生)
7位「傘」King Gnu(2,489,781回再生)
8位「空の青さを知る人よ」あいみょん(2,144,165回再生)
9位「115万キロのフィルム」Official髭男dism(2,095,742回再生)
10位「まちがいさがし」菅田将暉(2,001,730回再生)
※()内はストリーミング再生回数