Billboard JAPAN HOT ALBUMS(11/4付)、WANIMA「COMINATCHA!!」が総合首位 髭男「Traveler」は再浮上して2位に
2019年11月4日付(集計期間:2019年10月21日〜2019年10月27日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、WANIMAのニュー・アルバム「COMINATCHA!!」が初登場、総合首位を獲得した。
「COMINATCHA!!」は、前作「Everybody!!」から約1年9か月ぶり、メジャー2作目のフルアルバムとなるもので、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』主題歌の「GONG」「三ツ矢サイダー」CMソングの「夏のどこかへ」など、計15曲を収録。日本テレビ系「嵐にしやがれ」やテレビ朝日系「ミュージックステーション」など、週後半におけるTV露出のプロモーション効果もあってか、初動3日間で56,533枚を売り上げた同作は、週末にかけてセールスをさらに伸ばし、初週売上75,123枚を記録、CDセールス1位とルックアップ2位をマークした。また、ダウンロードでも4,732DLを売り上げて1位となり、セールス指標で2冠を飾る形で、2作連続となる総合首位獲得を達成。なお、前作「Everybody!!」は当週78位となっており、4週ぶり90回目のチャートインを果たしている。
今回3週目の集計を迎えたOfficial髭男dismの「Traveler」は、18,148枚を売り上げてCDセールス2位をマーク、累計売上は13万枚を超えた。また、ダウンロードも3,824DLで2位となったほか、ルックアップは前週比272%となるポイントで、初週以来の2週ぶり2度目となる1位をマークしている。ストリーミング・チャートにおける圧倒的な強さが目立つOfficial髭男dismだが、最新アルバムのチャート・アクションが示す通り、フィジカルの需要も高く、そのリスナー層は非常に幅広いことが窺える。中でもライト・ユーザーの取り込みには、CDのレンタルや個人間の貸し借りも大きく貢献しているようで、2018年リリースの前作「エスカパレード」は当週ルックアップ8位をマーク、これが牽引して総合27位に入った。
総合3位にデビューしたのは、槇原敬之がこれまでに3作リリースしたカヴァー・アルバム「Listen To The Music」シリーズのベスト盤となる「The Best of Listen To The Music」。15,184枚を売り上げてCDセールス3位、1,023DLを売り上げてダウンロード7位、ルックアップは38位をそれぞれマークしている。
スピッツの「見っけ」は、リリースから3週目となる当週、10,619枚を売り上げてCDセールス6位、累計10万枚を突破した。また、ダウンロードは5位、ルックアップは4位となり、総合では前週から1ランク・アップの4位に入っている。続く総合5位には、東方神起の「XV」がエントリー。前週の総合首位だった同作は、CDセールス4位、ダウンロード9位、ルックアップ14位となり、集計2週目もトップ5入りはキープした。
【HOT ALBUMS】トップ20
1位「COMINATCHA!!」WANIMA
2位「Traveler」Official髭男dism
3位「The Best of Listen To The Music」槇原敬之
4位「見っけ」スピッツ
5位「XV」東方神起
6位「新・演歌名曲コレクション10 -龍翔鳳舞-」氷川きよし
7位「神楽色アーティファクト」まふまふ
8位「Same Thing」星野源
9位「METAL GALAXY -JAPAN Complete Edition-」BABYMETAL
10位「木梨ファンク〜NORI NORI NO-RI〜」木梨憲武
11位「THE IDOLM@STER SideM DRAMA CD Best Game 2 〜命運を賭けるトリガー〜」(ドラマCD)
12位「カルペ・ディエム」THE BACK HORN
13位「5×20 All the BEST!! 1999-2019」嵐
14位「Attitude」Mrs.GREEN APPLE
15位「Eye of the Storm」ONE OK ROCK
16位「INTO THE PURGATORY」GALNERYUS
17位「CARRY LOOSE」CARRY LOOSE
18位「Perfume The Best “P Cubed”」Perfume
19位「Sympa」King Gnu
20位「消えない – EP」赤い公園