Billboard JAPAN【先ヨミ・デジタル】Official髭男dism「Pretender」ストリーミング首位キープ 嵐は新曲「Turning Up」2位&トップ100内に31曲
今週から集計対象サービスとして、新たにSpotifyが加わったGfK Japanによるストリーミング再生回数レポート。その2019年11月4日〜11月6日の集計が明らかとなり、Official髭男dism「Pretender」が2,211,585回再生で首位をキープしている。
いよいよリリースから30週目の集計を迎えた「Pretender」は、再生回数が前週前半比114%を記録し、連続首位は25週目に突入。集計対象サービスが増えたとはいえ、依然として高止まりした数字からは衰え知らずの勢いを窺うことができる。ただ、このまま週後半も順位を維持し、正式な25連覇を達成するには、これまで以上の伸び率が必要になるかもしれない。
というのも、2位には11月3日に嵐がリリースした新曲「Turning Up」が迫っているからだ。週初3日間の再生回数は1,992,622回を記録しており、「Pretender」との差は決して大きくない。嵐は同日、先行配信していた5曲に加え、全シングル表題曲も配信開始。さらには「Turning Up」のミュージック・ビデオを公開、各種SNSアカウントも開設し、メンバー本人たちによるライブ配信を行うなど、これまで控えていたデジタル領域での露出を一挙に解禁した。
こういった一連の動きもあって、通常、配信開始直後の上位エントリーが難しいストリーミング・チャートでも早速2位につけ、好調なスタート・ダッシュに成功した「Turning Up」。引き続き大きな注目を集めていくであろうことは言うまでもなく、週間時点では1位奪取する可能性もあるかもしれない。
なお、嵐はそのほか、9位に「Love so sweet」、13位に「GUTS !」、14位に「Monster」、16位に「A・RA・SHI」、18位に「One Love」、19位に「BRAVE」、そして20位に「ワイルド アット ハート」がエントリーしており、現在トップ100内には31曲を送り込んでいる。10月9日から配信開始されていた「Love so sweet」は、これまでに週間29位→21位→31位→36位と推移してきたが、ここにきて大きなジャンプ・アップとなった。Spotifyの追加集計分を差し引いても、今回のデジタル一挙開放が強力なブーストをかけたことは間違いなく、今後の訴求次第ではあいみょんやOfficial髭男dismらと同様、ストリーミングを筆頭メディアとし、新旧楽曲を併せてロング・ヒットさせることも可能だろう。
Billboard JAPANストリーミング・ソング集計速報
(2019年11月4日〜11月6日の集計)
1位「Pretender」Official髭男dism
2位「Turning Up」嵐
3位「イエスタデイ」Official髭男dism
4位「宿命」Official髭男dism
4位「白日」King Gnu
6位「ノーダウト」Official髭男dism
8位「マリーゴールド」あいみょん
7位「115万キロのフィルム」Official髭男dism
7位「Love so sweet」嵐
7位「まちがいさがし」菅田将暉
※Billboard JAPANの週間ストリーミング・ソング・チャートは、GfK Japanが提供するオンデマンド型音楽配信サービス(Apple Music、Amazon Music Unlimited、AWA、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic、Spotify)と、プレイリスト型音楽配信サービス(dヒッツ、うたパス)の再生回数を合算して集計。先ヨミ時点の集計値はGfK Japanのデータによる推定値となる。