広告・取材掲載

広告・取材掲載

マライアに山下達郎とX’mas曲がワンツーフィニッシュ、局とリスナーがそれぞれ選んだ定番曲は?【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

今週、2019年12月25日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年12月16日~12月22日プランテック調べ)では、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が1位を獲得した。今週はTOP10の半数、TOP100では3割以上をクリスマス・ソングが占め、昨年より盛り上りをみせた。

1994年リリースながら今年、発売25年で初めて全米ソングチャート“Billboard Hot100”No.1に輝き、新しいミュージックビデオが公開されるなど話題の「恋人たちのクリスマス」。11月25日~12月1日チャートで早くも142位に再登場後、19位→12位→1位と上りつめていった。

2位は山下達郎のこちらも定番曲「クリスマス・イブ」が先週16位から上昇した。TBS日曜劇場「グランメゾン東京」主題歌となる最新曲「RECIPE」は、先週6位から15位にダウンし入れ代ったものの、2週続けてTOP20に2曲を送り込む結果に。例年以上に山下達郎の声が聴かれるシーズンとなった。

3位はクリスマスの雰囲気から一転、Seven Billion Dots「Stay With Me」が死守。引き続き複数局でのパワープレイ選出による大量オンエアで、特に目立ったFM福岡とAIR-G’でのオンエアを合わせると全体のおよそ半分となる。次曲では広い範囲でのオンエアを期待したい。

X’masソングがTOP10の半数を占拠、局とリスナーがそれぞれ選ぶ定番曲は?

今週はクリスマス直前週とあり関連曲のオンエアがピークを迎え、上述のとおりワンツーフィニッシュを飾った他、様々なクリスマスソングが彩った。ちなみに昨年同時期のチャートでTOP10入りしたクリスマスソングは3曲のみだった。

「恋人たちのクリスマス」と「クリスマス・イブ」は調査対象となる全てのステーションでオンエアがみられるなど、誰もが認める代表曲だ。しかし、リスナーのニーズを反映したリクエスト数で見てみると、最多はback number「クリスマスソング」(5位)で、次に「クリスマス・イブ」、B’z「いつかのメリークリスマス」(28位)、「恋人たちのクリスマス」、ワム!「ラスト・クリスマス」(9位)、BoA「メリクリ」(22位)、稲垣 潤一「クリスマスキャロルの頃には」(64位)、クレイジーケンバンド「クリスマスなんて、大嫌い!!なんちゃって」(60位)、宇多田 ヒカル「Can’t Wait ‘Til Christmas」(77位)、安室 奈美恵「Christmas Wish」(43位)と続く。

一方、ラジオ局側が定番とする曲はどうだろう。オンエアされた“放送局数”で検証すると、上位2曲に続くのはワム!「ラスト・クリスマス」、クリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」(13位)、ポール・マッカートニー/ウイングス「ワンダフル・クリスマスタイム」(14位)、back number「クリスマスソング」、桑田 佳祐「白い恋人達」(38位)、竹内 まりや「すてきなホリデイ」(18位)、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(20位)、B’z「いつかのメリークリスマス」、ダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」(25位)、松任谷 由実「恋人がサンタクロース」(25位)などで、必ずしもイコールでないのが興味深い。

なお、エリア別にみて一番クリスマスソングのオンエアが多かったのは名古屋地区で、特にZIP-FMでは強い傾向にあった。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2019年12月16日~12月22日)

1位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
2位「クリスマス・イブ」山下 達郎
3位「Stay With Me」Seven Billion Dots
4位「ライツ・アップ」ハリー・スタイルズ
5位「クリスマスソング」back number
6位「Break it down」鈴木 愛理
7位「クリスマス・ツリー・ファーム」テイラー・スウィフト
8位「悲しきプロボウラー」桑田 佳祐 & The Pin Boys
9位「ラスト・クリスマス」ワム!
10位「Teenager Forever」King Gnu

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

関連タグ

関連タグはありません