ホールジー急上昇1位、ヒゲダン発売前週で2位へ、NakamuraEmiがTOP3入り、あいみょん/米津と新進気鋭組が対峙【エアモニ】
2020年2月12日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年2月3日〜2020年2月9日プランテック調べ)では、ホールジー「ユー・シュッド・ビー・サッド」が先週18位から浮上し首位を獲得した。
1月17日リリースのニューアルバム「マニック」からリード曲となる同曲。α-STATION、FM OH!、Kiss FMといった関西エリアを筆頭に、全国多数局で2月度パワープレイに選出されての大量オンエアだ。また、「グレイヴヤード」(95位)、「ウィズアウト・ミー」(176位)、「ファイナリー // ビューティフル・ストレンジャー」(197位)と、同アルバムから4曲同時にチャートイン。発売1か月後の再注目であり、セールスも盛り返すか注目したい。
2位はOfficial髭男dism「I LOVE…」が先週5位から上昇した。早くも12月23日〜1月5日チャートで62位に初登場すると、翌週にはリクエスト最多数を集めて4位へ急浮上。その後、5位、8位、5位、2位と、毎週集まる多くのリクエストにも支えられ、今作でもロングスパンでの大量オンエアを成功させている。発売日を迎える次週、パワープレイによる大量オンエアが約束されたホールジーを抑え1位獲得なるか期待したい。
3位はNakamuraEmi「東京タワー」が先週23位から大きくジャンプアップした。収録アルバム「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST2」の5日発売を受けてのオンエア急増だ。関東エリアでは1位を獲得している他、AMチャートで2位など、広い範囲で多くのオンエアがみられたのも特筆すべきだろう。3日放送のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」、4日放送のJFN系「SCHOOL OF LOCK!」、6日放送のラジオ日本「60TRY部」など、積極的なゲスト出演も目立った。
あいみょん、米津玄師に対峙し、羊文学、ハンブレッダーズほか新進気鋭組がせめぎ合う
今週のチャート上位には前述の他、あいみょん「さよならの今日に」、米津玄師「パプリカ」がそれぞれ4位、9位に初登場するとともに、aiko「青空」(6位)、桑田佳祐「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」(8位)も10位圏内をキープ。その一方で新進気鋭アーティスト勢によるせめぎ合いも見られた。
羊文学「人間だった」は、3人組オルタナティヴロックバンドによる5日発売のEP「ざわめき」からの曲。TBSラジオ“今週の推薦曲”やbayfm“MIDNIGHT POWER PLAY”といった週間リコメンドに加え、α-STATION、AIR-G’では月間パワープレイに選出。局地的なオンエアながらこれらを積み上げ、先週47位から5位へ大きく上昇した。
ハンブレッダーズ「ユースレスマシン」は、大阪在住のロックバンドによる19日発売の1stフルアルバム表題曲。こちらはFM802のパワープレイに選出されており、トータルの1/4以上を同局のオンエアが占めるなか、他にも@FM、α-STATIONなどのFM局に加え、ABCラジオ、ラジオ大阪、MBSラジオといったAM局もパワープレイに選出。地元局の強力なバックアップを受け、関西エリアチャートでは見事1位を獲得している。今後、関西から全国区にどう広がるか注目だ。
10位はEve「心予報」とthe engy「Driver」が同着した。Eveは昨今、テレビCMソングに起用されるなど露出が増えているが、the engyも次世代を代表するアーティストの一つで今年活躍が期待できる存在だ。
また、11位に「GOLD TRAIN」、17位に「1997」と上位に2曲同時チャートインさせたリーガルリリーは、昨今注目のFAITHやNakamuraEmiと同様、オフィスオーガスタのBandwagonに所属するガールズ・スリーピースバンドだ。どちらか1曲にオンエアが集中すれば今週2位につけられたオンエア数だが、ステーションによってプッシュ曲が違うのはそれだけ良質な曲が多い証だろう。収録アルバム「bedtime story」の5日リリースを受けてオンエアが急増。こちらも今年注目の存在になり得るだろう。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2020年2月3日〜2020年2月9日)
1位「ユー・シュッド・ビー・サッド」ホールジー
2位「I LOVE…」Official髭男dism
3位「東京タワー」NakamuraEmi
4位「さよならの今日に」あいみょん
5位「人間だった」羊文学
6位「青空」aiko
7位「ユースレスマシン」ハンブレッダーズ
8位「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」桑田 佳祐
9位「パプリカ」米津 玄師
10位「心予報」Eve
10位「Driver」the engy
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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