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若いリスナー急増か?“今の曲”にリクエスト急増、ひかりのなかに1位返り咲き・ヨルシカTOP3入り【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2020年4月29日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年4月20日〜2020年4月26日プランテック調べ)では、ひかりのなかに「ナイトライダー」が1位を奪還した。

2017年に高校軽音部で結成された全員18歳の男女スリーピースロックバンドが、22日にリリースを迎えたデビューミニアルバム「トーキョー最前線」からのリード曲。複数局で4月度のパワープレイに選ばれ3月30日〜4月5日チャートで4位に初登場すると、1位、2位、1位と安定した大量オンエアで首位に返り咲した。注目すべきは、オンエアするステーションが週を追うごとに増えていったことだ。今週は少数ながらリクエストも集めており、今後認知度を上げていくことだろう。

2位はOfficial髭男dism「パラボラ」が先週1位からのダウン。4月10日配信リリースながら依然として大量オンエアをキープしており、リクエスト数は今週も断トツで最多だ。また、理由は後述するが「I LOVE…」(28位)、「Pretender」(68位)、「宿命」(129位)といった過去曲のオンエアも伸長した傾向にあり、4曲同時チャートインしている。

3位はヨルシカ「花に亡霊」が先週18位から上昇した。6月5日公開のアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌として書き下ろされた同曲。前週14日にJFN系列「SCHOOL OF LOCK!」で初解禁されると、オンエア局に多少偏りがあるものの配信リリースを迎えた今週、オンエアはピークに達しTOP3入りを果たした。

リクエスト数が総じて右肩上がり、“今の曲”が人気で若い世代のリスナー急増か

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が出されて以降、右肩上がりとなっているリクエスト数だが、今週もまた急増した。数値としては先週よりもさらに20%増のリクエストが集まっており、外出自粛要請により自宅でラジオを楽しむリスナーが増えていることが容易に推測できる。

なかでも“昨今の人気曲”へのリクエストが多いのも特筆点で、上述したOfficial髭男dismの過去曲が上昇したことにも影響しているのだろう。この他、様々なアーティストにカバーされ話題のLiSA「紅蓮華」(8位)をはじめ、King Gnu「Teenager Forever」(68位)、[Alexandros]「ワタリドリ」(81位)、レディオカリー「僕のBUDDY!!」(27位)、藤井 風「優しさ」(7位)、flumpool「NEW DAY DREAMER」(50位)、SHISHAMO「明日も」(81位)、WANIMA「ともに」(81位)、go!go!vanillas「アメイジングレース」(6位)、あいみょん「マリーゴールド」(89位)などにリクエストが多く、総じてオンエアが伸びた。

これらは特に若い世代を中心に人気の曲であることから、同世代のリスナーが急増しているのかもしれない。いずれにせよ、このような状況下では“人々が本当に求めているもの”が浮き彫りになってくる。それは“楽曲”しかり、メディアとしてのラジオにも言えることだろう。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年4月20日〜2020年4月26日)

1位「ナイトライダー」ひかりのなかに
2位「パラボラ」Official髭男dism
3位「花に亡霊」ヨルシカ
4位「矜羯羅がる」yonawo
5位「ステューピッド・ラヴ」レディー・ガガ
6位「アメイジングレース」go!go!vanillas
7位「優しさ」藤井 風
8位「紅蓮華」LiSA
9位「Swingin’」LOVE PSYCHEDELICO
10位「12cm」all at once

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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