V3のガガにSUPER BEAVER、海蔵亮太が続く／YOASOBIリクエスト最多＆バナナマン番組でm-flo新曲にハマる人続出!?【エアモニ】

2020年6月17日 17:57

2020年6月17日発表のラジオ・オンエアチャート（集計期間：2020年6月8日〜2020年6月14日プランテック調べ）では、レディー・ガガ「レイン・オン・ミー（with アリアナ・グランデ）」が1位を獲得。3連覇となった。

アルバム「クロマティカ」のリリース3週目となるものの、依然として大量オンエアをキープしている同曲。今週も圧倒的に洋楽No.1となったリクエスト数や、調査対象となる全FMステーションでのオンエアを積み上げ堂々の首位だ。

アルバムからは引き続き「ステューピッド・ラヴ」（47位）、「サワー・キャンディー with BLACKPINK」（59位）が同時チャートイン。YouTubeによるヴァーチャル卒業式【Dear Class of 2020】での、新型コロナウイルスの影響で卒業式が出来なかった若い世代へ向けたスピーチもさすがの説得力だった。絶えない話題性がオンエアにも繋がっている。

2位はSUPER BEAVER「ひとりで生きていたならば」が先週3位から上昇した。メジャー復帰シングルだけあって注目度は高く、パワープレイを複数局で獲得。リリース週を迎え多数番組にゲスト出演したのも奏功したのか、こちらはパワープレイ選出がない両A面シングルのもう一曲「ハイライト」も先週51位から22位へ浮上した。セールスも絶好調のようで、両曲ともに安定したリクエスト数がその人気を裏付けている。

3位は海蔵亮太「素敵な人よ」が先週11位からの急上昇。こちらもリリース週を迎え複数局でパワープレイ／リコメンド曲に選出されての大量オンエアを確保。AMチャートでは見事1位となった。なお、オンエアする放送局は週を追うごとに増え、少しずつ広がりを見せている点は特筆すべきだろう。次週以降、リクエストがどのぐらい集まってくるか注目だ。

YOASOBIにリクエスト最多、「紅蓮華」TOP10返り咲きなど注目／話題曲が上昇

今週のラジオ・オンエアチャートは新旧／洋邦入り交じりの混戦で、いつも以上にバラエティ豊かなラインナップが揃うユニークなものとなった。

先週47位から4位へ急浮上したm-flo loves chelmico「RUN AWAYS」は、日本語の高速ラップをフィーチャーしたヒップホップ・チューン。一聴でリスナーに強烈なインパクトを与えたことだろう。同曲のYouTubeコメント欄には、設楽統の選曲によるTBSラジオ「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」のオンエアで同曲を知ったとするコメントが複数寄せられている。

同じくビッグネームでは、あいみょん「裸の心」が先週22位から10位へ浮上。4月期を予定していたドラマ「私の家政夫ナギサさん」主題歌となるニューシングルだが、ドラマは7月に延期。シングルリリースは次週とのことで、今後オンエアはさらに増えるだろう。

7位にチャートデビューを飾った夜の本気ダンス「SMILE SMILE」は、6月10日配信シングルでリリース週を迎えてのオンエア急増だ。

先週49位から8位へ浮上したLiSA「紅蓮華」は、4月20日〜26日チャート以来のTOP10返り咲き。YOASOBI「夜に駆ける」は4月6日〜12日チャートで初登場以来、遂にTOP10入りの9位。同曲にはあいみょんの新曲を抑え今週最多となるリクエストが集まった。

瑛人「香水」もさらに上昇し13位へ。こちらも多数リクエストが集まるなど、ヒゲダン、King Gnuしかりロングヒット曲＝サブスクで話題の曲がラジオでも人気を博している。

なお、洋楽ではドラマ「glee」のサム・エヴァンス役でお馴染み、オーヴァーストリート「サマータイム」が先週15位から12位へ。6月12日リリースのニューアルバム「ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア」より、ノラ・ジョーンズ「アイム・アライヴ」が53位から27位へ浮上した。

RADIO ON AIR DATA

（集計期間：2020年6月8日〜2020年6月14日）

1位「レイン・オン・ミー（with アリアナ・グランデ）」レディー・ガガ
2位「ひとりで生きていたならば」SUPER BEAVER
3位「素敵な人よ」海蔵亮太
4位「RUN AWAYS」m-flo loves chelmico
5位「Fight me feat. yonkey」空音
6位「Rollin’」WONK
7位「SMILE SMILE」夜の本気ダンス
8位「紅蓮華」LiSA
9位「夜に駆ける」YOASOBI
10位「裸の心」あいみょん