首位奪ったヒゲダン、僅差で2位の米津と共にリクエスト最多/あいみょんがドラマ好調で再浮上【エアモニ】

2020年7月22日 16:57

2020年7月22日発表のラジオ・オンエアチャート（集計期間：2020年7月13日～2020年7月19日プランテック調べ）では、Official髭男dism「Laughter」が首位を獲得した。

10日の配信スタートにあわせ前週2位でチャートデビューした同曲。オンエア数こそ若干減ったものの、変わらずの大量オンエアを保持し今週1位を奪った。主題歌に起用される映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の公開を23日に、そして収録されるニューEP「HELLO EP」リリースを8月5日に控えていることから、今回の曲もロングヒット必至だろう。

2位は米津玄師「感電」が先週1位からのダウン。ヒゲダンとのオンエア差はわずか3回だ。6日にリリースを迎えた前週に1位発進を飾った同曲だが、今週も多数ステーションおよびリスナーからの支持により調査対象97％の局がオンエアした。こちらも8月5日にアルバム「STRAY SHEEP」をリリースするとあり、長期露出が見込まれる。

上述の2曲は肩を並べて今週ダントツで最多となるリクエスト数を集めつつ、それぞれ「Pretender」（153位→68位）、「打上花火」（－位→55位：DAOKO×米津玄師名義）といった過去曲のオンエア/リクエスト数も急増している。現J-POPシーンをリードする両者らしい熱戦を繰り広げた。

3位は森崎ウィン「パレード – PARADE」が死守。オンエア数の9割方が多数局でのパワープレイによるオンエアで、前週・前々週に続いてTOP3をキープしたかっこうだ。アーティストとしても実力派だけに、8月19日リリースの1st ep「PARADE」からの別曲にも期待したい。

急上昇曲が多数、チャート上位が混戦

今週は上位へ急上昇したアーティストが目立った。ケイティ・ペリー「スマイル」（82位→4位）は8月14日発売のニューアルバム表題曲で、今後も大量オンエアが予想される。BTS（防弾少年団）「Stay Gold」（64位→5位）、MAN WITH A MISSION「Change the World」（21位→6位）はそれぞれ7月15日リリースのアルバム/ベストアルバムからの曲で、発売週を迎えての急浮上。土岐麻子「HOME」（20位→10位）はTVアニメ「フルーツバスケット」OP主題歌で、前週7日のデジタルリリースながら今週、同アニメver.のMV公開もありオンエアが伸びた。

また、TOP10以降でもフレデリック「されどBGM」（25位→13位）が前週8日デジタルリリースながら上昇。一方、sumika「絶叫セレナーデ」（139位→15位）は29日のデジタルリリースかつ主題歌に起用された映画『ぐらんぶる』が8月7日公開とあり、まだまだオンエアを伸ばしそうだ。

あいみょん、ドラマ「私の家政夫ナギサさん」効果で再浮上

あいみょん「裸の心」（22位→16位）が再びオンエアを伸ばし始めた。シングルリリース週を迎えた6月15日～21日に1位を獲得している同曲。遡って4月20日～26日チャートで13位に初登場して以降、これまで安定したオンエアが見られ続け、今週で13週目のチャートインとなった。

要因の一つは、主題歌に起用された多部未華子主演ドラマ「私の家政夫ナギサさん」効果だろう。元々4月放送だったものが7月期へと延期。現在放送中のドラマの好調ぶりもあってのことと予想される。毎回タイミング良く流れ、ストーリーとの親和性も高い。ドラマ延期も奏功しこちらもロングヒットが期待できそうだ。

RADIO ON AIR DATA

（集計期間：2020年7月13日～2020年7月19日）

1位「Laughter」Official髭男dism
2位「感電」米津玄師
3位「パレード – PARADE」森崎ウィン
4位「スマイル」ケイティ・ペリー
5位「Stay Gold」BTS（防弾少年団）
6位「Change the World」MAN WITH A MISSION
7位「Letter」SHE’S
8位「Make you happy」NiziU
9位「夏のまほろ」ハルカミライ
10位「HOME」土岐麻子