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「鬼滅」旋風でLiSA“3曲”チャートイン、back number新曲3位発進、故・筒美さん追悼15曲がTOP200入り【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2020年10月21日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年10月12日〜2020年10月18日プランテック調べ)では、LiSA「炎」が初登場1位を獲得した。

話題の映画『劇場版「鬼滅の刃』無限列車編」主題歌であり、10月16日に映画公開を控えた14日にシングルリリースされた同曲。12日にいっせいに解禁されると各局がこぞってオンエアし首位デビューを飾った。テレビではアニメが放送され“鬼滅の刃”旋風はラジオオンエアにも強い影響を及ぼし、アニメ版主題歌「紅蓮華」も先週35位から今週8位へと再びTOP10入りを果たした。

なお、LiSAはシングルと同日にニューアルバム「LEO-NiNE」をリリースしており、同作のリード曲となる「play the world! feat.PABLO」も先週130位から49位へと急上昇した。映画のPRで本人稼働もあり多角的な露出も奏功したのだろう、シングルのみならずアルバムも好セールスを記録しているようだ。

2位はaiko「ハニーメモリー」が先週1位からのダウンながら、オンエア数もリクエスト数も先週から大きく増加。リクエストにおいては今週ダントツで最多数を集めた。シングルリリースは10月21日とあり、次週さらにオンエアが増えることが見込まれる。本チャートアクションのみならずセールス面も期待できそうだ。

3位はback number「エメラルド」が初登場した。TBS系日曜劇場「危険なビーナス」主題歌として書き下ろした新曲で、10月12日の配信リリースと同時にラジオ解禁されると、いっきに大量オンエアを獲得。早くも多数のリクエストが寄せられている点もさすがだ。昨今、同ドラマ枠における“書き下ろし”主題歌には大きな注目が集まるが、本作も同様だろう。

故・筒美京平さんを各局/アーティストが追悼、世代を超える数々の名曲をオンエア

今週もまた大きな功績を遺した音楽界の偉人が去った。筒美京平さんの訃報が10月12日に伝えられると、同氏が手掛けた数多くの名曲のオンエアが急増した。

尾崎紀世彦「また逢う日まで」(24位)、小沢健二「強い気持ち・強い愛」(25位)、太田裕美「木綿のハンカチーフ」(38位)、ジュディ・オング「魅せられて」(39位)、NOKKO「人魚」(59位)、いしだあゆみ「ブルーライト・ヨコハマ」(81位)、TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」(118位)、近藤真彦「スニーカーぶるーす」(118位)、C-C-B「Romanticが止まらない」(141位)、堺正章「さらば恋人」(151位)、桑名正博「セクシャル・バイオレットNo.1」(175位)、田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」(175位)、庄野真代「飛んでイスタンブール」(193位)が圏外から浮上した。

また、宮本浩次が11月にリリースするカバーアルバム「ROMANCE」より、先行配信中の「木綿のハンカチーフ」(105位)、「ロマンス」(127位)もチャートイン。それぞれ原曲は太田裕美、岩崎宏美で両曲とも筒美京平さん作曲だ。

さらには、13日放送の番組「星野源のオールナイトニッポン」ではNOKKO「人魚」をオンエア、山下達郎は18日放送の番組「サンデー・ソングブック」にて自身で編曲を務めた水口晴幸「Drive Me Crazy」を紹介するなど、アーティスト達も様々な形で哀悼の意を示した。

その他、国民的アニメソング「サザエさん」「サザエさん一家」などをはじめ、数えきれないほどの筒美京平ソングがオンエア。“この曲も?”と驚かされるリスナーも多かったことだろう。日本の音楽界に遺した功績をラジオ全体が称えた。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年10月12日〜2020年10月18日)

1位「炎」LiSA
2位「ハニーメモリー」aiko
3位「エメラルド」back number
4位「Singin’ for…」和楽器バンド
5位「未来予想図II」DREAMS COME TRUE
6位「Dynamite」BTS
7位「あなたのSTORY」矢井田 瞳
8位「紅蓮華」LiSA
9位「Super good」藤原 さくら
10位「シエラのように」10-FEET

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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