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マカロニえんぴつ初制覇、注目SSWのeillが2位、長期OAの藤井風ほか新鋭勢が上位に台頭【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2020年11月11日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年11月2日〜2020年11月8日プランテック調べ)では、マカロニえんぴつ「mother」が1位を獲得。エアモニ初制覇となった。

アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」エンディング主題歌となる同曲は、10月6日のラジオ解禁とともに10月5日〜11日チャートで49位発進。その後、同アニメオープニング主題歌の「生きるをする」とオンエアを分け合いながらジワジワ浮上し、収録されるメジャー1st EP「愛を知らずに魔法は使えない」のリリース週を迎え一気にオンエアが過熱。多数局で11月度のパワープレイに選出されたこともあり、先週30位から急浮上するかっこうとなった。

インディーズ時代よりラジオとの親和性は高かったものの、メジャーデビューとなる本作でさらに、FM局を中心に広く全国的なオンエア獲得に至っている。複数曲での長期露出も影響しアルバム・セールスもすこぶる好調のようだ。

2位はeill「片っぽ」がこちらも先週29位から大きく上昇した。テヨン(ex少女時代)、NEWS等への楽曲提供やm-flo lovesへの参加など、注目の女性シンガーソングライターによる同曲。10月14日のデジタルリリースとともに同週39位でチャートデビューすると、週ごとにオンエアを積みあげていき同収録のミニアルバム「LOVE/LIKE/HATE」がリリースを迎えた今週、大量オンエアを獲得した。全国的なオンエアはもとより、各地のAM局でもオンエアされている点は特筆すべきだろう。その注目度が窺える。

3位はアリアナ・グランデ「ポジションズ」が先週2位からのダウン。パワープレイへの選出がないなか、FM局からのバックアップを広く受けて先週とほぼ変わらない大量オンエアを引き続き獲得している点はさすが。リリース2週目を迎えた今週も好セールスをマークしているようだ。

長期OAの藤井風、ニガミ17才、ヤングブラッド、バニラズetc…多彩な新鋭勢が台頭

11月第1週目を迎えた今週のチャートでは、上位2アーティストをはじめネクストブレイクが期待される新鋭勢が台頭した。なかでも藤井風は10月30日配信リリースの2曲、「青春病」(35位→5位)、「へでもねーよ」(178位→11位)がともに急上昇。さらには、5月リリースの1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録曲で、9月のMV公開タイミングから長期オンエアが続いている「帰ろう」(154位→129位)もここにきて再上昇した。今年初めの初チャートイン以降、リリース曲全てが長期的にオンエアされ、常に一定数のリクエストを集めている藤井風。本格的なブレイクもそう遠くないだろう。

この他、ニガミ17才「オフィシャル・スポンサー」(70位→7位)、ヤングブラッド「コットン・キャンディー」(49位→9位)、go!go!vanillas「鏡」(-位→13位)、Rude-α「マリーミー」(-位→15位)、オレンジスパイニクラブ「リンス」(154位→20位)、Lucky Tapes「Happiness feat. ハル」(-位→22位)、Ryohu「The Moment」(56位→26位)、サーフェシズ「サンデイ・ベスト」(35位→26位)といった曲が急上昇。洋邦含め多彩な顔触れとなっており、今後のシーン活性にも期待できそうだ。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年11月2日〜2020年11月8日)

1位「mother」マカロニえんぴつ
2位「片っぽ」eill
3位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
4位「炎」LiSA
5位「青春病」藤井 風
6位「ASH feat. Vaundy」Nulbarich
7位「オフィシャル・スポンサー」ニガミ17才
8位「Brand new planet」Mr.Children
9位「Dynamite」BTS
9位「コットン・キャンディー」ヤングブラッド

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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