福山「リモラブ」主題歌が1位、LINDBERGのアノ曲にLiSA「炎」に次ぐリクエストetc…注目曲が急浮上【エアモニ】
2020年11月18日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年11月9日〜2020年11月15日プランテック調べ)では、福山雅治「心音」が1位を獲得した。
ドラマ「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」主題歌として書き下ろされた同曲。前週11月4日のラジオ解禁とともにオンエアは広がり34位でチャートデビューを飾ると、9日の配信リリースを受けてオンエアが急伸。2位以下を大きく突き放していっきに首位へと上り詰めた。
全国範囲のFM/AMでオンエアを獲得している点もさすがだ。ドラマがクライマックスへと向かい盛り上がると同時に、収録されるニューアルバム「AKIRA」の12月8日リリースに向けしばらく大量オンエアは続くだろう。
2位はマカロニえんぴつ「mother」が先週1位からのダウン。リクエスト数が僅かながら増加しているなど、多数局で選出されているパワープレイでの大量オンエアも奏功し、さらに訴求を高めていることが窺える。4日リリースのメジャー1st EP「愛を知らずに魔法は使えない」のセールスにもしっかり反映され、今週も好セールスを積み上げたようだ。
3位はeill「片っぽ」が先週2位からダウンした。こちらも複数局でのパワープレイ選出による大量オンエアをキープしたかっこうで、パワープレイでのオンエアが7.5割を占めている。また、11月4日リリースのミニアルバム「LOVE/LIKE/HATE」からは「踊らせないで」(100位→118位)の他、「SPOTLIGHT」が今週200位圏内に浮上。計3曲がチャートインするなど、アルバム収録曲のオンエアも目立った。
注目曲が続々急浮上、LINDBERGのアノ曲にLiSA「炎」に次ぐリクエストも
今週はTOP10が4曲入れ替わったほか、11位以下でも注目曲が続々急浮上するオンエアチャートとなった。
和楽器バンド「日輪」(-位→12位)は10月14日リリースのニューアルバムから「Singin’ for…」に代わり急浮上、同収録の「月下美人」も135位に同時チャートインしている。
YONA YONA WEEKENDERS「君とdrive」(44位→15位)はHonda CarsのTVCMソングに起用されていた(10月にCM大量OA)話題曲で、11月6日に配信リリースを迎えた。
yonawo「rendez-vous」(38位→16位)は11月11日リリースの1stフルアルバム収録曲で、「蒲公英」(154位)、「天神」(200位)も同時チャートイン。福岡発の注目株でラジオでも認知度を上げてきている存在だ。
LMYK「Unity」(56位→17位)は、11月6日に突如メジャーデビューを飾った女性シンガー・ソングライターによるデジタルシングル。話題のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』の日本語吹替版主題歌にも起用されている。
Youtubeチャンネル「THE FIRST TAKE」発のLiSA×Uru「再会」(151位→18位)は、当然ながら注目度は高く、配信リリースを迎える次週チャートアクションにも大きく期待できる。
坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」(48位→19位)は、桑田佳祐による楽曲提供が話題の曲で、電話出演での「桑田佳祐のやさしい夜遊び」をはじめ、今週はゲスト出演も目立った。
なお、31位にはLINDBERGが1996年にリリースしたシングル「every little thing every precious thing」が突然チャートイン。阪神タイガース・藤川球児投手が登場曲として使用してきた曲で、同選手の11月10日の引退を受けてオンエアが急加速した。関西エリアのFM/AM全局でオンエアされた他、リクエスト数は今週最多のLiSA「炎」に次ぐ数が集まる注目度だった。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2020年11月9日〜2020年11月15日)
1位「心音」福山雅治
2位「mother」マカロニえんぴつ
3位「片っぽ」eill
4位「炎」LiSA
5位「NEW ERA」SixTONES
6位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
7位「オフィシャル・スポンサー」ニガミ17才
8位「Beast」[Alexandros]
9位「青のID」東京事変
10位「ASH feat. Vaundy」Nulbarich
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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