歌ネット、2020年で最も閲覧された歌詞はLiSA「紅蓮華」アーティスト別はOfficial髭男dism
ページワンは12月21日、同社が運営する歌詞検索サイト「歌ネット」の歌詞閲覧データを集計し、「2020年・年間ランキング」を発表した(集計期間:2019年12月1日〜2020年11月30日)。
楽曲別ランキングでは、LiSA「紅蓮華」が1位に。紅蓮華は上半期2位・下半期4位と、年間を通して歌詞が見られ続け、総合で1位に輝く結果となった。またLiSAは、10月発売の「炎」も年間10位にランクインするなど、社会現象となっている“鬼滅ブーム”とともに、大躍進の1年だった。
アーティスト別では、Official髭男dismが1位に。楽曲別2位の「I LOVE…」をはじめ、TOP10内に3曲ランクインと、ヒット曲の多さが特徴だ。Official髭男dismは今年、代表曲「Pretender」が大ヒットした昨年の年間総アクセス数の2倍以上のアクセス数を記録。さらなる歌詞人気上昇が表れる結果となった。
楽曲別3位の瑛人「香水」は、SNSで話題になり歌詞がアップされると瞬く間に週間1位に輝き、7週連続で1位を記録。上位ランクインの常連曲となった。「香水」は下半期で1位を獲得。アーティスト別では「圏外→21位」に上昇。紅白の初出場も決定し、2021年1月1日には1stアルバムのリリースと、これからの活躍も楽しみなアーティストだ。
楽曲別5位のDISH//「猫」は、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、北村匠海がアコースティックver.で披露し大反響。歌詞アクセスも急上昇した。アーティスト別では「圏外→17位」へとランクアップしている。
これまで、歌詞ランキングを大きく動かすのはドラマや映画、CMのタイアップ曲がほとんどだったが、2020年上半期はコロナ禍で多くのドラマや映画が延期に。一方で、ユーザー投稿動画でTikTokやYouTubeといった場が非常に盛り上がり、SNS発のヒット曲がランキングをにぎわす結果となった。また昨年の引き続き【童謡・唱歌】のジャンルも人気となった。
楽曲別ランキング TOP10
1位「紅蓮華」LiSA
2位「I LOVE…」Official髭男dism
3位「香水」瑛人
4位「Pretender」Official髭男dism
5位「猫」DISH//
6位「白日」King Gnu
7位「感電」米津玄師
8位「パプリカ」Foorin
9位「イエスタデイ」Official髭男dism
10位「炎」LiSA
アーティスト別ランキング TOP10
1位 Official髭男dism
2位 米津玄師
3位 嵐
4位 LiSA
5位 back number
6位 King Gnu
7位 あいみょん
8位 ヨルシカ
9位 RADWIMPS
10位 Mrs. GREEN APPLE