広告・取材掲載

オリコン年間ランキング 2020、嵐がアーティスト別セールス部門 トータル1位を受賞

チャート オリコン

オリコンは12月25日、2020年年間(集計期間:2019年12月23日付~2020年12月21日付)の音楽ソフト・映像ソフトの売り上げをまとめた「第53回 オリコン年間ランキング 2020」を発表した。

【アーティスト別セールス部門:トータル】嵐、アーティスト別セールス部門 トータル1位を受賞

「オリコン年間ランキング 2020」における音楽ソフト(シングル・アルバム・音楽DVD&Blu-ray Disc、デジタルシングル(単曲)・デジタルアルバム・ストリーミング)の総売上金額が最も高かったアーティストを発表する「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」では、期間内推定累積売上金額145.2億円を記録した嵐が、2019年に続き2年連続通算9度目の1位を獲得。歴代1位の「アーティスト別セールス部門 トータル1位獲得数」を自己更新した。

最も牽引した作品は、9月に発売された20周年記念ライブ映像作品「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。本作品の牽引により、音楽映像作品のDVDとBDの総売上金額が最も高かったアーティストに贈られる同部門の「ミュージックDVD・BDランキング」においても1位(80.6億円)となった。本作品は、10月12日付のDVDとBDを合計した「週間ミュージックDVD・BDランキング」で初週売上91.6万枚を記録、令和最高累積売上、自己最高初週売上を達成した。

さらに、11月16日付では音楽映像作品では自身初、および令和初となるミリオンを達成。音楽映像作品でのミリオン達成は男性アーティスト史上初の快挙となった。

7月に発売されたシングル「カイト」は8月10日付「週間シングルランキング」で自身最高初週売上91.1万枚を記録、初登場1位となり、自身が持つ歴代1位の「週間シングル通算1位獲得作品数」を54作に更新。9月7日付では、自身初のシングルミリオンも達成した。11月に発売された最新アルバム「This is 嵐」は、「週間アルバムランキング」で初週売上70.0万枚を売り上げ初登場1位記録。アルバム1位獲得作品数は17作連続18作目となり、歴代2位の「アルバム連続1位獲得作品数」を自己更新した。また、ブルーノ・マーズによるプロデュースで話題になったデジタルシングル「Whenever You Call」は、9月28日付「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位を記録。通算4作目の1位となり、「通算1位獲得数」記録を歴代3位タイとした。

なお、「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」で2位にランクインしたのは、期間内推定累積売上金額107.4億円でBTS。7月に発売されたアルバム「MAP OF THE SOUL:7〜THE JOURNEY〜」の好セールスが牽引し、同部門の「アルバムランキング」でも2位(54.1億円)に。その他、同部門の「デジタルアルバムランキング」で5位(1.2億円)、「ミュージックDVD・BDランキング」で3位(38.3億円)を記録。また、12月2日付「週間ストリーミングランキング」で史上最短でストリーミング1億回再生を突破し話題を呼んだデジタルシングル「Dynamite」が大ヒットとなり、同部門の「ストリーミングランキング」でも3位(12.2億円)にランクインした。2019年の11位から3位に初TOP3入りしたのは、期間内推定累積売上金額97.1億円で米津玄師。平成生まれアーティスト作品史上初の150万枚超えを記録したアルバム「STRAY SHEEP」の好セールスが牽引し、同部門の「アルバムランキング」(76.2億円)および「デジタルアルバムランキング」(5.9億円)でも1位を獲得。その他、同部門の「デジタルシングル(単曲)ランキング」で3位(4.9億円)、「ストリーミングランキング」でも5位(9.0億円)を記録した。

嵐コメント

相葉雅紀(Masaki Aiba)

皆さんあっての賞だと思います。これは本当にファンの皆さん、そして購入して下さった皆さんの賞です。本当に、本当に感謝しかないです。どうもありがとうございます。

松本潤(Jun Matsumoto)

ファンの皆さんが僕らと一緒に作って下さった記録だと思っています。改めて皆さんのおかげで今年も賞を頂くことができました。僕らだけで作品を作っているわけではないので、毎年言っているかもしれませんが、この賞を頂いて嬉しいのは、一緒に制作しているスタッフだと思います。スタッフの皆さんもおめでとうございます。

二宮和也(Kazunari Ninomiya)

作品を手に取って頂きまして、本当にありがとうございます。皆さまのおかげで受賞することができました。僕らは2020年の12月31日に休止しますが、作品を残すことで、皆さまとこれからも一緒に楽しんでいけたらと思っております。是非ともDVDやBlu-rayを観て、色々なことを思い出して頂けたらと思っております。皆さま、本当におめでとうございます。

大野智(Satoshi Ohno)

毎年、受賞させて頂きまして、最初の頃から自分たちの事とは思えないことが続いています。購入して頂いているファンの皆さまのおかげでしかないです。そこに5人が先頭切ってやってきたという印象です。ありがとうございました。

櫻井翔(Sho Sakurai)

改めて、ありがとうございます。このような記録を頂くたびに、お一人お一人が手に取ってくれたんだな、というのを想像するのと同時に、手に取って頂いた後にそれぞれのお家で、色々な場所で映像なり、音楽なり楽しんでくれているのかなと思い馳せると、改めて嬉しく思います。沢山の方々に嵐の音楽、そしてライブを楽しんで頂いて嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

 

【作品別売上数部門:シングル、合算シングル】SixTONES vs Snow Manが上半期に続き「Imitation Rain/D.D.」が年間1位

「第53回 オリコン年間ランキング 2020 作品別売上数部門」の「シングルランキング」では、SixTONES vs Snow Man(ストーンズバーサススノーマン)のデビューシングル「Imitation Rain/D.D.」(イミテーションレイン/ディーディー)が、期間内推定累積売上枚数176.1万枚で1位を獲得。男性アーティストの年間シングル1位は、2009年の嵐/矢野健太 starring Satoshi Ohno「Believe/曇りのち、快晴」(期間内推定累積売上枚数65.7万枚)以来、11年ぶりで、デビュー(1st)シングルの年間1位は、2006年のKAT-TUN「Real Face」(期間内推定累積売上枚数103.9万枚)以来、14年ぶりとなった。また、デビュー(1st)シングルの期間内推定累積売上枚数150万枚超えでの年間1位獲得は史上初となる。

本作は、今年1月22日に「ジャニーズアーティスト史上初の2グループ同時デビュー」を果たしたSixTONES vs Snow Manのシングル作品。店着初日の1月21日付デイリーシングルランキングで「今年度最高売上」、3日目の1月23日付デイリーシングルランキングで100万枚突破を記録し、2月3日付週間シングルランキングでは、「史上初のデビュー(1st)シングル初週ミリオン」「初週売上男性アーティスト歴代1位」となる初週売上132.8万枚で初登場1位を獲得した。その後、2月17日付、2月24日付と通算3週で1位となったほか、初登場2月3日付から8月10日付まで、28週連続でTOP10入り。1980/12/22付〜1981/6/22付まで27週連続を記録した⻯鉄也「奥飛驒慕情」を上回り、「デビュー(1st)シングルの連続TOP10入り」記録歴代1位となった。

なお2020年度は、2位のAKB48「失恋、ありがとう」、3位の嵐「カイト」、4位の乃木坂46「しあわせの保護色」、5位のSnow Man「KISSINʼ MY LIPS/Stories」の上位5作、5組がミリオンを達成している。

【作品別売上数部門:アルバム、デジタルアルバム、合算アルバム】米津玄師「STRAY SHEEP」が今年度アルバム作品唯一のミリオン作品に

米津玄師「STRAY SHEEP」

「第53回 オリコン年間ランキング 2020 作品別売上数部門」の「アルバムランキング」では、米津玄師「STRAY SHEEP」(ストレイシープ)が、期間内売上156.3万枚で自身初の年間アルバム1位を獲得。今年度唯一のミリオンアルバムとなった。

また、同「デジタルアルバムランキング」(第4回)でも、歴代1位となる期間内DL数19.8万DL(197,583DL)で1位に、同「合算アルバムランキング」(第2回)でも期間内売上ポイント197.1万PT(1,970,930PT)で1位となり、同「アルバムランキング」全3部門を制覇した。

週間ランキングでは、「8月17日付週間アルバムランキング」で「今年度最高初週売上」にして「今年度アルバム累積売上1位」を記録し1位に初登場。翌週8月24日付では早くも100万枚を突破し、「平成生まれアーティスト史上初のミリオン」に。さらに10月19日付で150万枚を突破し、「平成生まれアーティスト史上初の150万枚超え」となるなど、8月の発売から高推移でセールスを伸ばし、今年度を代表する作品となった。

本作は2年9ヵ月ぶりのリリースとなった最新アルバム。7月にO.A.されたTVドラマ「MIU404」(TBS系)の主題歌「感電」、野田洋次郎とのコラボレーション作品「PLACEBO + 野田洋次郎」や、自身も出演した「カロリーメイト」CM曲「迷える羊」といった新曲から、「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で累積DL数歴代1位のヒット曲「Lemon」、3位の「馬と鹿」などのシングル作品、提供曲「パプリカ」「まちがいさがし」のセルフカバーまで全15曲を収録。ジャケットは米津自身が描き下ろしている。

【作品別売上数部門:デジタルシングル(単曲)】LiSA、自身初の年間1位

LiSA「紅蓮華」

「第53回 オリコン年間ランキング 2020 作品別売上数部門」の「デジタルシングル(単曲)ランキング」では、LiSA(リサ)の「紅蓮華」(グレンゲ)が期間内累積DL数94.3万DL(942,691DL)で1位を獲得。全部門を通じ、自身初の年間ランキング1位となった。女性アーティストの1位獲得は同ランキング史上初。

また10月に配信した最新シングル「炎」(ホムラ)が、期間内累積DL数71.0万DL(709,966DL)で2位を獲得し、年間デジタルシングル1位、2位を独占した。

TVアニメ「⻤滅の刃」(TOKYO MXほか)オープニングテーマの「紅蓮華」は、2019年4月に配信され、1年半以上にわたるロングセールスに。2020年6月15日付週間デジタルシングル(単曲)ランキングで、Official髭男dism「Pretender」を上回る累積DL数90.4万DL(903,857DL)を記録し、歴代3位に上昇。6月発表の上半期ランキングでは2位にランクインした。その後8月3日付で、米津玄師「Lemon」「馬と鹿」に続き史上3作目、女性アーティスト作品初となる100万DLを突破。9月21日付で、累積DL数を108.7万DL(1,086,704DL)とし、米津玄師「馬と鹿」を上回り「歴代累積DL数」2位となった。

「炎」は、10月16日より公開がスタートしたアニメ映画『劇場版「⻤滅の刃」無限列車編』の主題歌。10月26日付週間デジタルシングル(単曲)ランキングに1位で初登場し、11月23日付では、女性アーティストでは同ランキング史上最短となる登場5週目での50万DLを突破している。

なおLiSAは、初登場週の10月26日付で、「炎」が「週間シングルランキング」「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」「週間ストリーミングランキング」「週間合算シングルランキング」で、「炎」と同時リリースした最新アルバム「LEO-NiNE」が「週間アルバムランキング」「週間デジタルアルバムランキング」「週間合算アルバムランキング」で同時1位を獲得しており、「オリコン週間音楽ランキング1位獲得数 史上最多7冠」の快挙を達成した。

【作品別売上数部門:ストリーミング】YOASOBI、期間内2億回再生超えで自身初の年間1位

YOASOBI「夜に駆ける」

今回で第2回目となる「オリコン年間ランキング2020 作品別売上数部門」の「ストリーミングランキング」では、YOASOBI(ヨアソビ)の「夜に駆ける」(ヨルニカケル)が、期間内累積再生数21,062.4万回(210,623,551回)で1位を獲得。全部門を通じて、自身初の年間ランキング1位に。上半期の同ランキング10位から大きく順位を上げた。また期間内累積再生数21,062.4万回(210,623,551回)は、2019年度第1回目の同ランキング1位となったOfficial髭男dism「Pretender」の期間内累積再生数10,679.3万回(106,792,543回)を上回り、歴代1位に。年度内に2億回再生を超えるのは史上初となる。

YOASOBIは、コンポーザー・Ayaseとボーカル・ikuraの男女2人組で、「小説を音楽にするユニット」として活動している。

デビュー曲である本作は、3月23日付週間ストリーミングランキングに62位で初登場。徐々に順位を上げ、6月1日付で初の1位を獲得し、翌6月8日付では週間デジタルシングル(単曲)ランキングでも1位となり、史上3作目の「同一アーティスト・作品の週間デジタルシングル(単曲)&ストリーミングランキング2部門同時1位」に。6月29日付まで4週連続の2部門同時1位を記録した。

8月24日付には、同ランキング史上最短となる初登場から23週目での累積再生数1億回を突破。さらに12月14日付では、これまた同ランキング史上最短の初登場から39週目での2億回再生突破となった。

なお2位には、2019年度同ランキング1位を獲得したOfficial髭男dism「Pretender」がランクイン。2020年6月22日付週間ストリーミングランキングでは同ランキング史上初の累積再生数2億回を達成した。3位は同じくOfficial髭男dismの「I LOVE…」。本作は、2020年1月〜3月に放送された、上白石萌音、佐藤健によるTVドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)の主題歌として話題に。通算11週1位を獲得した。また2019年度は、期間内再生数1億回超えを記録した作品は1作だったが、2020年度はTOP10にランクインした全作品が1億回再生超えとなった。

【作品別売上数部門:Blu-ray Disc、ミュージックDVD・BD】嵐、20周年記念ライブ映像作品が年間1位に

「オリコン年間ランキング 2020 作品別売上数部門」における音楽映像作品のDVDとBlu-ray Disc(以下BD)の期間内売上枚数を合算集計した「ミュージックDVD・BDランキング」では、嵐の20周年記念ライブ映像作品「ARASHI Anniversary Tour 5×20」が、期間内売上DVD:40.3万枚、BD:61.8万枚、合計売上102.1万枚で、昨年の「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」(2019年10月発売)に続き、嵐自身は2年連続1位を獲得。これで歴代1位の「年間ミュージックDVD・BDランキング1位通算獲得数」を5回に自己更新した。なお本作は、BD作品の期間内売上枚数を集計した「年間BDランキング」でも2年連続1位を獲得、歴代1位の「年間BDランキング1位獲得数」も3回に自己更新した。

本作は、デビュー20周年を記念して2018年11月から2019年12月まで5大ドームで全50公演を開催、約238万人を動員した同名アニバーサリーツアーより、2019年12月25日に行われた東京ドーム・最終公演の模様を収録。10月12日付「週間ミュージックDVD・BDランキング」では初週売上91.6万枚を記録し、令和最高累積売上、自己最高初週売上を達成。さらに11月16日付で音楽映像作品では自身初、および令和初となるミリオンを突破したことでも話題に。音楽映像作品でのミリオン達成は男性アーティスト史上初の快挙となった。

他の音楽映像作品では、King & Princeの最新ライブ映像作品「King & Prince CONCERT TOUR 2019」が「年間DVDランキング」「年間BDランキング」で2年連続3位を記録、「年間ミュージックDVD・BDランキング」では3位となり、2019年の2位に続き2年連続TOP3入りとなった。また、SixTONESの1st音楽映像作品「TrackONE -IMPACT-」は、「年間BDランキング」「年間ミュージックDVD・BDランキング」でそれぞれ4位を記録。本作は、DVDとBDを合計した初週売上で25.5万枚を記録、1st音楽映像作品の初週売上で歴代1位も記録した。他にも、Snow Manが主演を務めた「滝沢歌舞伎ZERO」が「年間ミュージックDVD・BDランキング」で5位を記録。「滝沢歌舞伎」シリーズ初の年間TOP5入りを果たした。

その他、「アナと雪の女王2 MovieNEX コンプリート・ケース付(数量限定)」が「年間DVDランキング」5位、「年間BDランキング」2位を記録。また、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け MovieNEX(初回盤)」が「年間BDランキング」5位を記録。本作は5月11日付「週間BDランキング」で初登場1位を記録、「スター・ウォーズ」シリーズのBD1位は通算7作目となり、歴代1位の『映画BDシリーズ作品1位獲得数』を自己更新した。

【作品別売上数部門:DVD】ジャニーズJr.の19年ぶり人気シリーズ映像最新作が年間1位に

「オリコン年間ランキング2020 作品別売上数部門」の「DVDランキング」では、ジャニーズJr.「素顔4」が、期間内売上47.2万枚で年間ランキング1位を獲得した。

1月20日付「週間DVDランキング」では、初週40.1万枚を売り上げ初登場1位を獲得。音楽DVD作品での初週40万枚超えは、嵐、安室奈美恵さんに続き史上3組目という快挙を達成。また、音楽作品のDVDとBDを合計した「ミュージックDVD・BDランキング」でも1位となり、2部門同時1位となった。さらに、初登場の1月20日付から6月15日付まで、22週連続の「週間DVDランキング」TOP10入りも記録した。

本作は、ジャニーズJr.が一堂に会した大規模なライブパフォーマンスに加え、ライブドキュメント、オフショットなど、ジャニーズJr.の素の表情を詰め込んだ映像作品「素顔」シリーズの4作目。前作の「素顔3」(2001年2月発売)以来、約19年ぶりの最新作となる。公演は、2019年8月8日に行われた総勢約330名のジャニーズJr.による「ジャニーズJr.8・8祭り〜東京ドームから始まる〜」の模様を収録している。

オリコン調べ(集計期間:2019年12月23日付~2020年12月21日付)

関連タグ

関連タグはありません