ヒゲダン新曲が堂々1位発進、YOASOBIが5曲同時イン、注目勢が2021年活躍の狼煙をあげる【エアモニ】
2021年1月13日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年1月4日~2021年1月10日プランテック調べ)では、Official髭男dism「Universe」が1位を獲得した。
昨年、最も多くその楽曲が聴かれたOfficial髭男dismによる『映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争 2021』主題歌のニューシングルとなる同曲。2月24日のCDリリース、さらには1月9日の先行配信に先んじてラジオオンエア解禁するのはお馴染みのこと。そのかいあり既に調査対象31局中30局でのオンエアが確認された点、そして早くも今週ダントツの最多となるリクエスト数を集めている点はさすがだ。2位以下と100回近い差をつけた大量オンエアの貫録をみせつつ、2021年も大活躍の兆しをみせる圧巻の首位発進となった。
2位はクボタカイ「MIDNIGHT DANCING」が初登場を飾った。1999年生まれのラッパー/トラックメーカーによる1月13日リリースの同デジタルシングルは、FM FUKUOKA、AIR-G’にてパワープレイに選出。同2局で全体の半数を占める大量オンエアを獲得した。その回数に偏りはあるものの全国的にオンエアされており、これが今後どこまで広がっていくかと共に、今年どんな飛躍を遂げるか注視していきたい。
3位はジャスティン・ビーバー「エニワン」が同じく初登場した。大みそか開催の年越しオンラインライブ【T-Mobile Presents:New Year’s Eve Live with Justin Bieber】で初パフォーマンスし、そのさなか1月1日に配信リリースした新曲。“2021年の幕開けをファンと一緒に祝う”リリースであることも助け、全国のFM局から支持され大量オンエアを獲得した。今年はコロナが落ち着きワールドツアーが予定通り開催されることを願うばかりだ。
2021年の活躍を約束、注目アーティスト達が狼煙をあげる
今年初のオンエアチャートとなった今回、2021年の活躍が期待されるアーティスト達が顔を揃えた。筆頭格の一つ、SixTONESは「ST」(5位)「Imitation Rain」(168位)「NEW ERA」(200位)の3曲を、YOASOBIは「ハルカ」(8位)「夜に駆ける」(12位)「アンコール」(30位)「怪物」(38位)「群青」(77位)の5曲を、ともに好セールスのアルバムからそれぞれ同時チャートインさせた。
この他、sumika「本音」(4位)「Late Show」(75位)、SPYAIR「轍~Wadachi~」(9位)、Vaundy「世界の秘密」(16位)、[Alexandros]「風になって」(23位)、Eve「廻廻奇譚」(25位)あたりは、さらなる本格的ブレイクが期待できそうな顔ぶれによる新曲。さらに、ずっと真夜中でいいのに。「正しくなれない」(38位)、優里「ドライフラワー」(40位)、藤井 風「青春病」(52位)、空音「どうせ、愛だ feat.クリープハイプ」(55位)、緑黄色社会「Mela!」(60位)、秋山黄色「夢の礫」(67位)、神はサイコロを振らない「クロノグラフ彗星」(71位)、ハンブレッダーズ「COLORS」(81位)、ロザリーナ「えんとつ町のプペル」(83位)、Siip「Cuz I」(86位)なども注目どころだ。
NiziUは「Step and a step」(10位)とチャートイン27週目の「Make you happy」(53位)を、BTSも「Life Goes On」(63位)と20週目になる「Dynamite」(15位)を、それぞれ昨年を代表するロングヒット曲と共に同時チャートインさせている。こちらも今年さらに活躍することだろう。
音楽のリスニング形態が変化しロングヒットが肝になる昨今、いかに広いステーションで長い期間のバックアップが得られるかがさらに重要となる。ラジオがどんな音楽を推し、紹介してくれるのか2021年も楽しみだ。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2021年1月4日~2021年1月10日)
1位「Universe」Official髭男dism
2位「MIDNIGHT DANCING」クボタカイ
3位「エニワン」ジャスティン・ビーバー
4位「本音」sumika
5位「ST」SixTONES
6位「2FACE feat.SKY-HI」さなり
7位「泣き笑いのエピソード」秦 基博
8位「ハルカ」YOASOBI
9位「轍~Wadachi~」SPYAIR
10位「Step and a step」NiziU
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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