星野源/aiko/あいみょんがTOP3に君臨、注目の新鋭勢が上位目指し善戦【エアモニ】
2021年2月24日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年2月15日〜2021年2月21日プランテック調べ)では、星野 源「創造」が初登場1位を獲得した。
スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングとして話題の同曲は、配信リリース当日の2月17日にラジオ解禁されると各局・各番組がいっせいにオンエアを開始した。国民的人気のゲームとアーティストによるタイアップとあり、調査対象31局中30局がオンエア。ステーションおよびリスナーからの注目度も高く、オンエア数、リクエスト数ともに今週ダントツの最多となった。
2位はaiko「磁石」がこちらも初登場した。3月3日リリースのニューアルバム「どうしたって伝えられないから」より、19日に先行配信を開始した同曲。リリースに先がけ15日放送のFM802「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」で初解禁されると、翌16日からは他番組でのオンエアもいっきに加熱。調査対象となる全てのFMステーションでオンエアが確認された。星野 源に次ぐ多数リクエストを集めたのもさすがだ。
3位はあいみょん「桜が降る夜は」が前週5位から上昇した。2月17日発売の同デジタルシングルは、ABEMA恋愛リアリティーショー「恋とオオカミには騙されない」主題歌。ラジオでは早くも2月3日放送のJFN系列「SCHOOL OF LOCK!」にて初オンエアされると、前々週2月1日〜2月7日付チャートで12位に初登場。以降、3週にわたって大量オンエアを維持し、リリース週でオンエアのピークを迎えてのTOP3入りとなった。
早くも“春ソング”がチャートイン開始、新たな桜ソング登場も
上述の「桜が降る夜は」は、あいみょん自身“くすぐったい曲”とする恋心をストレートに歌った曲だが、タイトル通り桜ソングでもある。昨今、温かい気候に恵まれたことも受けてか、早くも“春ソング”のオンエアが伸び始めており、今週のチャートでも散見された。
YUI「CHE.R.RY」(84位→58位)、松任谷 由実「春よ,来い」(−位→83位)、松 たか子「明日、春が来たら」(−位→118位)などの往年の名曲は、今後さらにオンエアが活発化するだろう。一方、川崎鷹也「サクラウサギ」(138位→96位)、yama「春を告げる」(−位→137位)といった新たな春ソングの動向にも期待したい。
海蔵、マカロニ、Ado、illiomote、SHE’S、ビッケ、泣き虫…新鋭勢が善戦
今週のチャートではビッグネーム達が上位で混戦の様相を呈すなか、そこに追随するネクストブレイカー達の動きも目立った。2ndアルバム「僕が歌う理由」がリリース週を迎えた海蔵 亮太は、ゲスト出演もいくつかみられ同タイトル曲が総合10位入り、AMチャートでは1位を獲得した。現状は特定局での局地的なオンエアだが、今後の広がりに期待したい。
また、11位以下には、マカロニえんぴつ「メレンゲ」(12位)、Ado「ギラギラ」(15位)、illiomote「It’s gonna be you」(17位)、SHE’S「追い風」(18位)、ビッケブランカ「ポニーテイル」(18位)、泣き虫「くしゃくしゃ。」(18位)、遥海「FLY」(25位)、Ran feat. Kei Iwasaki「おれんじ」(36位)、Seven Billion Dots「Nightmare」(37位)などがチャートイン。ブレイク間近のアーティストから既に注目を浴びているアーティストまで、新鋭勢の善戦が目立つチャートとなった。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2021年2月15日〜2021年2月21日)
1位「創造」星野 源
2位「磁石」aiko
3位「桜が降る夜は」あいみょん
4位「僕が僕じゃないみたいだ」SixTONES
5位「在る日々」Hakubi
6位「ドライフラワー」優里
7位「Universe」Official髭男dism
7位「ラヴ・ストーリー」テイラー・スウィフト
9位「Flare」BUMP OF CHICKEN
10位「僕が歌う理由」海蔵 亮太
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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