レコチョクアワード、2021年2月度シングルはAdo「うっせぇわ」が初の1位 アルバムはYOASOBI「THE BOOK」が2カ月連続1位
レコチョクは、ダウンロードランキングである「レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞2021年2月度」を発表した。
レコチョクランキングではAdo「うっせぇわ」が初の月間ランキング1位を獲得した。2020年10月23日に配信開始された「うっせぇわ」は、その正体はベールに包まれている現在18歳の女子高生シンガー、Adoが歌うメジャーデビューシングル。作詞・作曲はネットで音楽活動をしているsyudouが手がけている。レコチョクの月間ダウンロードランキングでは、2021年1月度に5位に急上昇、週間ランキングでも1月20日週のランキングで初の1位、その後も3週連続で週間1位を獲得した。
Adoの圧倒的な歌唱力と中毒性のある歌詞が相まって、当初は中高生を中心に話題となり、動画投稿サイトやアプリで“歌ってみた動画”が拡散された。その後、今年1月22日に「ミュージックステーション」でテレビ初出演、2月には、朝の情報番組「めざましテレビ」「ZIP!」「スッキリ」や10代向け人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」など、本人による音声のみのメディア出演が増加。MV再生数も2月中に8000万回を突破するなど、“うっせぇわ現象”が幅広い層に広まり、ダウンロードでも月間1位獲得に至った。
なお、Adoは2月14日のバレンタインデーに新曲「ギラギラ」を配信リリース。「うっせぇわ」とは異なるテイストの“恋をしてギラギラ輝いてやる”という乙女心を歌った孤独のラブソングで、これも注目を集めている。
Ado コメント
未だに実感が湧きませんが、「うっせぇわ」が多くの方々に届いた事はとても嬉しいです。
この曲を作ってくれたsyudouさんを始めボカロPの方々や私を支えてくれている人達、
楽曲を聴いてくださる方々の為に、これからも一生懸命歌います。
私が活動するきっかけとなった歌い手さん、VOCALOID達に心から感謝しています。
まだまだ未熟者ですが、これからも頑張ります。
Ado
アルバムランキングはYOASOBI「THE BOOK」が月間ランキングで2カ月連続1位を獲得した。1月6日に配信リリースされた本作は、YOASOBI初のEP。レコチョクランキング1月度1位に輝いた「夜に駆ける」をはじめ、「あの夢をなぞって」「たぶん」「ハルジオン」「群青」「ハルカ」「アンコール」など全9曲を収録している。2月14に実施した自身初の配信ライブ「KEEP OUT THEATER」では、リアルタイムで4万人が視聴する中、同EP収録曲中心にパフォーマンス。その模様は多くのテレビ番組でも取り上げられ、TBSテレビ「Nスタ」では密着映像もオンエアされた。月末には、一発撮りYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて「群青」をメディア初披露すると、早くも翌日に再生回数200万回を突破。1月度に続いて関連トピックが多かったことも、人気曲を網羅した同EPのダウンロード数を伸ばし続ける要因となった。
そんなYOASOBIの新曲「三原色」が現在、NTTドコモの新プラン「ahamo」CMソングとしてオンエア中。またもや音楽シーンを賑わすであろう同曲のリリース日や原作小説の詳細など、今後発表される新情報にも注目だ。
【レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞】2021年2月度(2021年3月1日発表)
レコチョクランキング
1位:「うっせぇわ」Ado(2020年10月23日配信開始)
2位:「ドライフラワー」優里
3位:「夜に駆ける」YOASOBI
4位:「創造」星野 源
5位:「炎」LiSA
アルバムランキング
1位:「THE BOOK」YOASOBI(2021年1月6日配信開始)
2位:「SOUNDTRACKS」Mr.Children
3位:「SEKAI NO OWARI 2010-2019」SEKAI NO OWARI
4位:「Don’t Call Me」SHINee
5位:「ぐされ」ずっと真夜中でいいのに。