Yahoo!検索2021年の楽器1位はピアノ、ヤフオク!で落札数が伸びたのはファゴット/琵琶や大正琴などの和楽器/レコーディング機器

6月6日は楽器の日。「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日にする」という慣わしから、1970年に全国楽器協会により制定されたものだ。

ヤフーでは今回は「楽器の日」にちなんで、「Yahoo!検索」とネットオークションサービス「ヤフオク!」の楽器にまつわるランキングを発表した。

まず、2019年、2020年、2021年の「Yahoo!検索」のデータをもとに、「楽器」の検索数を分析した。集計対象としている「楽器」は全32種類で、2020年の楽器の検索総数は2019年と比較すると約1.4倍にまで増加した。

また、2021年と2020年の1月〜4月まで期間を比較すると6つの楽器（フルート、ベース、サックス、クラリネット、DTM（デスクトップミュージック）、ポンゴ）の検索数が増加している。新しい生活様式の広がりを受けて自宅で過ごす時間が長くなり、楽器の演奏や購入への関心が高まっていることが推察される。

2019年、2020年、2021年の楽器検索ランキングは下記の結果となり、2021年のランキング1位は「ピアノ」で、2位は「ギター」、3位に「ウクレレ」となった。

「Yahoo!検索」楽器検索ランキング

※「楽器」32種類について：ピアノ、ギター、ウクレレ、アコースティックギター、エレキギター、フルート、ベース、サックス、ホルン、チューバ、クラリネット、クラシックギター、トランペット、トロンボーン、ドラム、オーボエ、チェロ、DTM（デスクトップミュージック）、コントラバス、アルトサックス、マリンバ、ハープ、ヴァイオリン、カホン、オルガン、コンガ、ヴィオラ、エレキベース、ジャンベ、ウッドベース、ポンゴ、ユーホニアム
※集計方法：ユーザーが「Yahoo!検索」で対象の楽器を検索した回数を集計。
※集計期間：2019年と2020年は、1月1日から12月31日。2021年は、1月1日から4月30日まで。

2019年と2020年を比較すると、2019年は「ピアノ」が1位、2020年は「ギター」が1位となっており、「アコースティックギター」が7位から4位に上昇している。

2020年に1位の「ギター」の検索数は、新型コロナウイルスへの注目が高まった2月から5月にかけてなだらかに上昇し、緊急事態宣言中の5月から急上昇し7月に検索数がピークを迎えている。

「Yahoo!検索」での「ギター」の検索数の推移

また、多種多様なアイテムが出品されている「ヤフオク!」では、ギターやピアノといったメジャーな楽器はもちろん、珍しい楽器も手に入る。

「ヤフオク!」で、落札数が上昇している楽器のランキングでは、1位「ファゴット」、3位「ビオラ」といったオーケストラで演奏されるような楽器のほか、6位「琵琶」、8位「大正琴」、9位「和太鼓」といった和楽器もランクインしている。

また、「スピーカーケーブル」や「パッチベイ」などレコーディング・PA機器もランクインしており、ステイホーム中の音楽制作にも関心が高まっていることがうかがえる。

「ヤフオク!」での「楽器」の落札数急上昇ランキング

1位 ファゴット（管楽器）
2位 スピーカーケーブル（レコーディング・PA機器）
3位 ビオラ（ヴィオラ）（弦楽器）
4位 パッチベイ（レコーディング・PA機器）
5位 レコード針（DJ機器）
6位 琵琶（和楽器）
7位 マンドリン（弦楽器）
8位 大正琴（和楽器）
9位 和太鼓（和楽器）
10位 ハンドベル（打楽器）

※「ヤフオク!」の「楽器、器材」カテゴリにおける2021年4月と2020年4月の落札数を比較し、各楽器の落札数の上昇率をもとにランキング

新しい生活様式において、趣味などで新しく楽器を始めたいけれども、どの楽器から始めればよいか分からないという人にオススメなのが、「ヤフオク!」の「楽器、器材」カテゴリだ。「ギター」「ベース」「弦楽器」「管楽器」「打楽器」「和楽器」をはじめ、さらに詳しいカテゴリも用意していますので、ポピュラーな楽器からマニアックな楽器までさまざまな楽器を見比べながら、楽器選びを楽しめる。

さらに、「ヤフオク!」では自宅での演奏をサポートする防音用品も多数取り揃えている。