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BTSが2連覇、米津玄師ドラマ曲で2位発進、Kroi大量パワープレイで3位、故B.J.トーマスさんを山下達郎ら追悼【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2021年6月9日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年5月31日〜2021年6月6日プランテック調べ)では、BTS「Butter」が2週連続1位を獲得した。

デジタルシングルとして5月21日にリリースされた同曲は、配信と同時にラジオ解禁されると全国のFM/AM各局が一斉にオンエアを開始。ダントツの1位を獲得した前週に続き、今週も変わらず全国的な大量オンエアを維持しての2連覇となった。リクエストも変わらず今週最多だ。

とりわけAMでのオンエアは前週から落ち着きが見られるものの、FMでは調査対象全ての局でオンエアを獲得。また、世界的ロングヒット曲「Dynamite」も今週125位に位置しチャートイン41週目を迎えているが、いずれも6月16日にリリースを迎えるベストアルバム「BTS, THE BEST」にあわせ、引き続き大量オンエアをキープするだろう。驚異的な注目度だ。

2位は米津 玄師「Pale Blue」が初登場した。ドラマ「リコカツ」主題歌として書き下ろされた同曲は、先行配信と同じく5月31日に解禁されるとこちらも流石の注目度で各局こぞってオンエアを開始。エリア別でみると関東地区ではBTSを上回り1位となるなど、全国各局でバランス良くオンエアを積み上げており、結果、9割以上のステーションでオンエアを獲得しての堂々2位だ。ドラマがクライマックスに向かうと共に、6月16日にはシングルリリースを迎えるなど、こちらもしばらく大量オンエアが続きそうだ。

3位はKroi「Balmy Life」が初登場した。様々な音楽ジャンルを昇華させた同5人組バンドが、Official 髭男dism等所属のポニーキャニオン内レーベル“IRORI Records”より、6月23日にリリースするメジャー1stアルバム「LENS」収録の同曲。関東地区を除く全国広範囲にわたる多数局で6月度のパワープレイに選出されており、一気に大量オンエアを獲得してのTOP3デビューだ。およそ50%のステーションでのオンエアによるものと少し偏りがあるものの、各局からの注目度に呼応し既にリクエストが集まり始めている点は特筆すべきだろう。今後どこまでオンエアが波及していくか注目だ。

故B.J.トーマスさん関連3曲がチャートイン、山下達郎ら各パーソナリティが追悼

現地時間5月29日に亡くなったB.J.トーマスさんを今週も各局・番組が追悼し、代表曲「雨にぬれても」が13位へと急浮上した他、「心にひびく愛の歌」(136位)、「ロックン・ロール・ララバイ」(194位)といった楽曲が圏内へチャートインした。

6月6日放送の番組「山下達郎サンデー・ソングブック」では特集が組まれ、山下達郎がB.J.トーマス氏の計6曲を、各曲への思い入れや発表当時の状況、背景など詳しく解説しながら紹介した。10代の頃に興味があった米ソングライター、バリー・マン作曲の楽曲を探しているなかで出会い、同氏へ傾倒していったという山下達郎。その出会いのきっかけとなった「君を信じたい」から一番のフェイバリットだという「歓びのハレルヤ」に始まり、「ロックン・ロール・ララバイ」「スウィート・チェリー・ワイン」「心にひびく愛の歌」「ドント・ユー・ラヴ・ミー・エニモア」をオンエアした。

山下達郎は1986年に自身のレギュラー番組「サウンドストリート」でもB.J.トーマス氏の特集を組んだことがあり、同番組での選曲とほぼ変わらない曲順での紹介に苦笑しつつ、「私にとってのサザンロックはオールマン(・ブラザーズ・バンド)でもレーナード・スキナードでもなく、クラシックス・フォーやB.J.トーマスでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と番組を締めくくった。名曲「雨にぬれても」のみならず、新たにB.J.トーマスの歌声に興味を持ったリスナーも多かったことだろう。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年5月31日〜2021年6月6日)

1位「Butter」BTS
2位「Pale Blue」米津 玄師
3位「Balmy Life」Kroi
4位「PINK BLOOD」宇多田 ヒカル
5位「きらり」藤井 風
6位「怪盗」back number
7位「八月の陽炎」マカロニえんぴつ
8位「デジャ・ヴ」オリヴィア・ロドリゴ
9位「もう少しだけ」YOASOBI
9位「Starlight」和楽器バンド

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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