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Kroi遂に首位へ、星野源が再浮上2位、ダイアナ・ロス“ラジオ鳴り”の良い新曲がTOP10目前【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2021年6月30日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年6月21日〜2021年6月27日プランテック調べ)では、Kroi「Balmy Life」が1位を獲得した。

多彩な音楽を昇華した5人組バンドによる、6月23日リリースのメジャー1stアルバム「LENS」からの同曲。多数局によるパワープレイ選出で引き続き大量オンエアを獲得するなか、パワープレイに選出していない局へも週を追う毎に広がっており、今週さらにオンエア数が増加している点は特筆すべきだろう。遂に初の首位獲得となった。

また、今週はゲスト出演が多数あったことも奏功してか、これまで安定した数を集めてきたリクエスト数が僅かながら増加に転じるなど、大量露出による訴求効果がみられている。今後の展開も楽しみだ。

2位は星野 源「不思議」が前週55位から再浮上した。ドラマ「着飾る恋には理由があって」主題歌の同曲は、4月27日の配信リリースと同時にラジオ解禁されると同26日〜5月2日チャートで1位に初登場。その後も安定したオンエア数を維持しつつ、チャートイン9週目となる今週、23日にシングル「不思議/創造」リリースを迎えたこともあり再び急伸した。オンエア獲得ステーション率およそ97%と広くオンエアされ、リクエストも今週ダントツの最多となった。

同シングルからは「創造」(99位→64位)、「うちで踊ろう」(-位→189位)も同時チャートインしている。電撃結婚発表からの久々のパッケージシングル発売と、トピック続きで長期的なラジオオンエアを獲得した結果、しっかりセールスにも反映されたようだ。

3位は米津 玄師「Pale Blue」が前週1位からダウンした。リリースの翌週ながら依然として大量オンエアを維持しており、オンエア獲得ステーション率も9割越えと高い注目度だ。また、オンエア数は前週から減ったものの、今週リクエスト数は増加。週の前半に多く集まっている傾向にあることから、主題歌に起用したドラマ「リコカツ」が18日に最終回を迎えたことも少なからず影響があったのかもしれない。

なお、同シングルに収録されたニュース番組「news zero」テーマ曲の「ゆめうつつ」(151位→74位)は一転、前週から倍近くへオンエアが増加した。こちらも訴求効果の高いタイアップとあり、リリースを過ぎて表題曲とオンエアを分けあうかっこうとなった。

ダイアナ・ロス、22年ぶりのニューアルバムから新曲が12位に急浮上

ダイアナ・ロスの新曲「サンキュー」が今週12位へ急浮上した。純粋な新作としては実に22年振りとなるニュー・アルバム「Thank You」からの先行曲となる同曲は、6月17日の配信リリースと同時に解禁され、翌18日より本格的にオンエアが始まると前週134位に初登場。今週はFM局を中心に広く注目され、わずか1回のオンエア足らずでTOP10目前の結果となった。

スプリームス時代の曲も含めると「恋はあせらず」「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」「エンドレス・ラブ」など、音楽史に輝く名曲を多数もつダイアナ・ロス。これら曲はラジオでは定期にオンエアされるだけに、久々の新作に注目が集まらないわけはないだろう。80’sブームの昨今、新曲「サンキュー」もラジオ鳴りの良い仕上がりとなっており、9月10日リリースのニューアルバムにも期待できそうだ。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年6月21日〜2021年6月27日)

1位「Balmy Life」Kroi
2位「不思議」星野 源
3位「Pale Blue」米津 玄師
4位「Butter」BTS
5位「キス・ミー・モア feat. シザ」ドージャ・キャット
6位「渦」iri
7位「あいつら全員同窓会」ずっと真夜中でいいのに。
8位「hikari」eill
9位「ブラック・ホール」グリフ
10位「ラスト・トレイン・ホーム」ジョン・メイヤー
10位「きらり」藤井 風

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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