今夏大活躍の桑田佳祐が1位、ヒゲダン新ALリード曲で2位、洋楽勢躍進でチャートデビュー続々【エアモニ】
2021年8月25日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年8月16日〜2021年8月22日プランテック調べ)では、桑田 佳祐「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」が1位を獲得した。
9月15日リリースのEP「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し」から先行配信シングル第2弾となる同曲。配信当日の11日にラジオ解禁されると各局いっせいにオンエアを開始し、前週9位に初登場。実質的に初週となった今週、オンエア獲得ステーション率94%でダントツの首位となった。
同曲はスバル新型「フォレスター」CMソングにもなっており、テレビCMとしては週末のプライムタイム枠を中心に複数オンエアがあった様子。また、民放のオリンピック関連番組で良く聴かれた「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」(105位→94位)や、夏の定番ソング「波乗りジョニー」(-位→115位)が同時チャートインする他、新作EPから更なる新曲解禁も控えるなど、今年は特に桑田 佳祐の歌声が響く夏となっている。
2位はOfficial髭男dism「アポトーシス」が前週6位から再浮上した。メジャー2ndアルバム「Editorial」からリードトラックとなる同曲は、リリース週を迎え再びオンエアが急伸。オンエア獲得ステーション率は9割を越え、関東エリアでは全FM/AM局でのオンエアを獲得しエリア別で首位となった。リクエスト数も相変わらず多く、アルバム・セールス数もさすが。積極的な番組ゲスト出演が次週も続くことから、しばらく大量オンエアが見込めそうだ。
同着2位はメイジー・ピーターズ「サイコ」が前週3位から浮上した。エド・シーラン主催レーベルの新星といった話題性もあり、多数局でのパワープレイ選出により引き続き大量オンエアを獲得している同曲だが、オンエア獲得ステーション率が前週より15%以上アップしている点は特筆すべきだろう。パワープレイ選出局以外のステーションにも確実にオンエアが広がっており、話題性のみならず楽曲自体の魅力が浸透し始めている。
洋楽勢がTOP10の半数を占拠、注目の新曲も続々チャートイン
今週は上述のメイジー・ピーターズ、サム・ヘンショウ「グロウ」(18位→23位)といったパワープレイ獲得曲以外にも洋楽勢の躍進が目立つチャートとなった。
ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック「スケート」(4位→5位)は、パワープレイ選出がないなか変わらずの大量オンエアを獲得しており、これで4週連続チャートインだ。前作「リーヴ・ザ・ドア・オープン」同様にラジオ映えする楽曲で人気を集めている。
ザ・キッド・ラロイxジャスティン・ビーバー「ステイ」(10位→7位)も7月12日〜7月18日チャートで14位に初登場後、今週で6週目の長期チャートインとなる。8月に入ってからはe-radio、Love FMなどでのパワープレイ選出が大きく貢献しているが、こちらもAM局含めた広い範囲での通常オンエアを獲得するなど、確かな注目度で人気を集めている。
また、ザ・ウィークエンド「テイク・マイ・ブレス」(4位→8位)、アダム・レヴィーン「グッド・ムード」(12位→10位)といったお馴染みのアーティストによる新曲も躍進中で、結果、TOP10の半数を洋楽が占拠。そこへ、エルトン・ジョン&デュア・リパ「コールド・ハート」(11位)、リゾ「ルーマーズ(feat. カーディ・B)」(22位)、カイゴ「ラヴ・ミー・ナウ feat. ゾーイ・ウィーズ」(39位)が今週チャートデビューを飾り、TOP10を追いかけている。一足先にコロナ禍の出口が見えはじめた欧米勢の活況にも期待したい。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2021年8月16日〜2021年8月22日)
1位「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」桑田 佳祐
2位「アポトーシス」Official髭男dism
2位「サイコ」メイジー・ピーターズ
4位「水平線」back number
5位「スケート」ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック
6位「マスカラ」SixTONES
7位「ステイ」ザ・キッド・ラロイxジャスティン・ビーバー
8位「テイク・マイ・ブレス」ザ・ウィークエンド
9位「ラブレター」YOASOBI
10位「グッド・ムード」アダム・レヴィーン
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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