桑田全局OAで完勝&EP全曲チャートイン、エド・シーラン新曲TOP3入り、JaaBourBonzがAMチャート2位【エアモニ】
2021年9月22日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年9月13日~2021年9月19日プランテック調べ)では、桑田佳祐「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」が1位を獲得した。
8月23日~8月29日チャートで3位に初登場して以降、大量オンエアをキープしていた同曲は、初のEP「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し」からの先行配信シングル第3弾。今週は同EPのリリース週とあり各局から更なるバックアップを受けると、調査対象局全てでオンエアを獲得した他、FM/AM別チャート共に1位、エリア別チャート全制覇、オンエア回数は実に下位の2.5倍以上を獲得しての完勝となった。
なお、同EPの収録曲6曲全てが同時チャートインしていることも見逃せないだろう。東京オリンピック期前後から聴かれた「SMILE~晴れ渡る空のように~」やサザンオールスターズの名曲群にて、ラジオはじめメディアを賑わした今夏を締めくくるに相応しい盛り上がりをみせた。結果、セールスにもしっかり反映されているようだ。
「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」(77位)、「SMILE~晴れ渡る空のように~」(108位)、「金目鯛の煮つけ」(108位)、「さすらいのRIDER」(120位)、「鬼灯(ほおずき)」(144位)
2位は藤井風「燃えよ」が前週1位からのダウン。9月4日の配信リリース時より大きく注目された同曲は、リリース翌々週ながら今週も新曲では最多となるリクエスト数(4位:aiko「あたしたち」と同数)を集めるなど、高い注目度を維持している。オンエア獲得ステーション率も未だ9割越えだ。101位に同時チャートインする「きらり」とあわせ、同曲でもロングヒットを期待したい。
3位はエド・シーラン「シヴァーズ」が前週197位から急浮上した。10月29日リリースのニューアルバム「=(イコールズ)」より、「バッド・ハビッツ」(81位→101位)「ヴィジティング・アワーズ」に続く新曲の同曲。「バッド・ハビッツ」よりのノリの良いエレクトロサウンドとあり、FM局を中心に広い範囲でのオンエアを集めている点は納得。解禁後初の一週間を迎える実施的な初週のTOP3入りはさすがだ。リクエストも複数集め始めている。
JaaBourBonzの新曲「春夏秋冬」がAMチャート2位獲得
今週のチャート49位にはJaaBourBonz(ジャアバーボンズ)の「春夏秋冬」が初登場した。沖縄県発、ツインボーカルを擁する5人組バンドによる同曲は、9月15日リリースのアルバム「ジャアニバーサリー」からの一曲。耳馴染みの良いアコースティカルな優しいバラードとありAM局との相性が良く、ニッポン放送の番組「オールナイトニッポン」プッシュ曲や文化放送の“プラスチューン”に選ばれ、全国AMチャートでは見事2位を獲得した。他局/他メディアへ広がるAM発のヒット曲なるか、今後の動向にも注目だ。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2021年9月13日~2021年9月19日)
1位「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」桑田佳祐
2位「燃えよ」藤井風
3位「シヴァーズ」エド・シーラン
4位「あたしたち」aiko
4位「ガマズミ」オレンジスパイニクラブ
6位「黄色」back number
7位「HADASHi NO STEP」LiSA
8位「ドント・シャット・ミー・ダウン」アバ
8位「テイク・マイ・ブレス」ザ・ウィークエンド
10位「未定」chilldspot
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
※記事初出時、見出しおよび本文の一部に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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