AWA、2021年に最も聴かれた楽曲は優里「ドライフラワー」
AWAは12月3日、2021年年間ランキングを発表した(集計期間2020年11月1日~2021年10月31日)。
2021年にAWAで最も再生回数が多かった楽曲の1位に輝いたのは、自身初のオリジナル曲「かくれんぼ」で歌われた、「彼女」のその後を女性目線で描いたアンサーソングで、誰もが共感できる優里のラブバラード「ドライフラワー」。本作は2020年11月から12カ月連続で、AWAプレイリスト楽曲採用ランキングのトップ10入りを果たしている。
2位には、今年も世界的な活躍を見せたBTSの「Dynamite」がランクイン。また、9位にもアメリカのビルボードシングルチャート「HOT100」で7週連続1位に輝いた「Butter」が入っている。3位には、ロングヒットを続けYOASOBIの代表曲となった「夜に駆ける」がランクインした。
2021年にAWAで最も再生回数の多かったアーティストは、「怪物」「アンコール」などのシングル曲や英語版EP「E-SIDE」のリリースなど、昨年に続きユーザーからの圧倒的な支持を獲得したYOASOBI。2位には、世界的な活躍を続けているBTSがランクイン。3位は、映画『ドラえもんのび太の宇宙小戦争 2021』主題歌「Universe」や、TVアニメ「東京リベンジャーズ」オープニングテーマ「Cry Baby」を今年リリースしたOfficial髭男dism。その他、昨年末から急上昇した「うっせぇわ」を筆頭に「踊」などが、AWAのプレイリスト採用楽曲ランキングの常連だったAdoなど、人気アーティストが名を連ねている。
2021年にストリーミング配信を開始したアーティストでもっとも聴かれたのは、5月21日に待望の解禁となったB’z。デビューシングル「だからその手を離して」をはじめ、幅広い世代から人気の「ultra soul」や、山下智久主演の月9ドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」主題歌「イチブトゼンブ」など、全シングル作品と、オリジナルアルバム、ベストアルバムなど、計880曲を配信し、うち100曲が「THE HOT 100」の1位から100位までを独占した。2位には、こちらもユーザーが配信を心待ちにしていた「負けないで」や「マイフレンド」など、数々の名曲を世に残したZARDが獲得。TikTokを中心に話題となり一躍注目アーティストの仲間入りを果たしたあたらよが、3位にランクインしている。その他にも、郷ひろみや倉木麻衣など、ユーザー待望の解禁となったアーティストが上位に名を連ねている。
3月に開始したユーザー同士がリアルタイムに、同じ空間で同じ音楽を楽しみながらチャットができるオンライン空間「LOUNGE(ラウンジ)」で、もっともよく聴かれたアーティストの1位に輝いたのは、日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、視聴者である“国民プロデューサー”によって101名の中から選ばれた11名で結成されたJO1。2位にも、同じく「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で選ばれたINIがランクイン。この2組は熱量の高いファンが毎日のようにLOUNGEを開催し、そこに集まるファンLOUNGEが定着化している。3位には、特集イベント開催後も定期的にファンによるLOUNGEが開催されているスピッツが輝いている。
また、年間ランキングの発表とともに、この1年間でAWA利用情報をユーザーごとに分析し“自分だけの音楽史”を振り返ることができる、特設サイト「GET YOUR TRENDS 2021」を公開。自分が1年間で1番聴いた楽曲やアーティストのランキングをはじめ、「よく聴いたジャンル」や「よく聴いた年代」など、様々な情報をチャート化。1年間の総再生時間や再生した楽曲数、再生したアーティスト数、お気に入りした数などの総合的なデータも見ることができる。
さらに、この1年間で自身が再生した楽曲の上位100曲をまとめた自分だけの記念プレイリストを作成することができるほか、自身の楽曲聴取情報で生成されたチャートを、Twitter、Facebookでシェアすることができ、友人などと共有して楽しむこともできる。