山野楽器、楽器販売数量のコロナ禍前比較でカリンバが爆発的人気に
山野楽器は3月7日、昨年2021年(2021年1月1日〜12月31日)に、コロナ禍前の2年前・2019年(2019年1月1日〜12月31日)と比較して、販売数量を大きく伸ばした楽器売り上げUPランキングを発表した。
コロナ禍1年目の2020年は、自宅で過ごすおうち時間の増加や、1人でも楽しめる趣味として、楽器を始める人がとても増えたという。電子ピアノやアコースティックギター、ウクレレに加え、防音室もランキング上位に登場。音量に配慮して楽しめる楽器や関連商品が人気を集め、話題となった。
2021年も、防音室やアコースティックギター、電子ピアノなどは引き続き人気を集めているが、特筆すべきはカリンバの爆発的人気だ。より手軽に楽しめる楽器へのニーズが高まり、さらに周囲への音の配慮から、小さな音でも癒しを得られるとして注目が集まった。
アフリカの民族楽器・カリンバは別名“親指ピアノ”とも呼ばれ、コロナ前にはほとんど知られていなかったが、「気軽に楽しめる」「音色に癒される」「楽譜が読めなくても弾ける」「小型でかわいい」などの理由で、幅広い世代の方から人気を集めている。また2位には、ヘッドホンで練習できる電子ドラムが、コロナ前の3倍近く販売数量を伸ばした。
順位:楽器名(コロナ前比)
- カリンバ(173850%)
- 電子ドラム(268%)
- PA機器/デジタル楽器(202%)
- マンドリン(175%)
- ポータブルキーボード/そのほか鍵盤(161%)
- チェロ(120%)
- 防音室(119%)
- アコースティックギター(118%)
- 電子ピアノ(116%)
- キッズパーカッション(115%)
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