aiko新曲がダントツ首位、ヒゲダン今週も2位死守、SEVENTEEN局地的大量OAで3位、レキシ広く注目され5曲イン【エアモニ】
2022年5月4日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2022年4月25日~5月1日プランテック調べ)では、aiko「ねがう夜」が1位を獲得した。
42枚目のシングルとなる同曲は、早くも4月7日にラジオ解禁されると関西エリアを中心に各局がオンエアを開始し4/4~4/10チャートで16位に初登場。その翌週4位まで上昇し、前週には14位へと下降するもリリースを迎えた今週、いっきにオンエアが加熱。93.5%のステーションでオンエアを獲得し、FM/AM別の両チャートおよび関東・関西・北海道エリアを制してのダントツ首位となった。
解禁タイミングが毎春恒例の桜ソング「桜の時」のオンエアが落ち着き始めた頃合いだったこと、そこへ積極的なゲスト/コメント出演も奏功したことだろう、解禁直後から安定して集まっているリクエスト数は今週も2番手の多さ。また、ゲスト出演時のオンエアによりシングルc/wの「ゆあそん」(-位→172位)および前作シングル「メロンソーダ」(-位→200位)も今週同時チャートイン。後者には未だリクエストによるオンエアも複数確認されるなど、リスナーからの多大な支持が垣間見える結果となった。
2位はOfficial髭男dism「ミックスナッツ」が今週も同ポジションを死守した。4月15日の配信リリースより3週連続でポジションキープしている同曲だが、今週も83.9%という広範囲ステーションでのオンエアを獲得しつつ、リクエスト数は今週最多。依然として高い注目度を見せた。同曲を冠した「ミックスナッツ EP」の6月リリースに向け長期オンエアが見込まれるが、同作より新たな新曲の解禁も待たれる。
3位はSEVENTEEN「Darl+ing」が前週60位より急浮上した。4月15日のデジタルリリース当初少数だったオンエアは、前週に本格化しチャートデビュー。リリースから3週目となる今週ついにTOP3入りを果たした。自身初の英語曲ともありFM局でのオンエアが中心だが、オンエア獲得ステーション率は54.8%、オンエア総数の8割を7つの局での大量オンエアが占めるなど若干偏りが見られる。ファンによるものと推測されるリクエストも確認されたが、次週以降さらにオンエアが広がることを期待したい。
レキシのニューアルバムから5曲チャートイン、長期露出でセールス積み上げも
今週のチャートでは、レキシが4月20日にリリースしたニューアルバム「レキシチ」から5曲がチャートインした。先行配信曲からアルバムリード曲へのオンエア移行、そして番組「風とロック」(JFN系列)を主軸に4月初旬より今週まで毎週続く積極的なゲスト出演など、長期にわたる効果的な露出がオンエアを広げた。
3月2日に解禁された先行配信曲「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」は、最高位19位ながらこれまで安定したオンエアを継続。その後、3月29日にはリード曲「たぶんMaybe明治 feat.あ、たぎれんたろう」が解禁され同週32位に初登場し、リリースに向けオンエアを順調に伸ばしていくと、チャートイン5週目となった今週は8位まで浮上した。オンエア獲得ステーション率で見ると80.6%と、今週1位のaikoと2位のOfficial髭男dismに次いで3番目に広く注目されたことも特筆すべきだろう。
アルバムからはこの他、「鬼の副長HIZIKATA feat.ぼく、獄門くん」(122位→66位)、「ギガアイシテル」(143位→90位)、「Let’s FUJIWARA」(-位→107位)、「縄文ロンリーナイト」(195位→143位)がチャートイン。リリース翌週ながらオンエアを伸ばした要因は、前述のとおりロングスパンでの露出による影響が大きいだろう。セールスにも反映され、2週目となった今週もしっかり積み上げているようだ。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2022年4月25日~2022年5月1日)
1位「ねがう夜」aiko
2位「ミックスナッツ」Official髭男dism
3位「Darl+ing」SEVENTEEN
4位「アバウト・ダム・タイム」リゾ
5位「陽はまた昇るから」緑黄色社会
6位「ジェネリックラブ」Klang Ruler
7位「独り言」久保あおい
8位「たぶんMaybe明治 feat.あ、たぎれんたろう」レキシ
9位「アズ・イット・ワズ」ハリー・スタイルズ
10位「破片」Ayumu Imazu
10位「イッツ・オンリー・ラブ、ノーバディ・ダイズ」ソフィア・カーソン
10位「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」黒木渚
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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