広告・取材掲載

imase多数FM推薦で1位/デュア・リパ洋楽久々の2位/森大翔TOP3入り/YONA YONAブレイクなるか【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2023年6月7日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年5月29日~6月4日プランテック調べ)では、imase「Nagisa」が1位を獲得した。

昨年「NIGHT DANCER」が韓国をはじめ世界的にバイラルヒットした、新世代男性アーティストによる5月26日配信リリースの同曲。先行して22日放送の番組「SONAR MUSIC」(J-WAVE)内で自身がレギュラー出演するコーナー“SONAR’S ROOM”にて初フル解禁されると、FM局を中心にオンエア波及し前週51位に初登場。6月の月間パワープレイにbayfm、FM FUJI、FM802、Kiss FM、α-STATION、e-radio、cross fm、AIR-G’、FM-NIIGATAなど、多数局で選出されたことで今週いっきに首位へ浮上した。

パワープレイ選出局での大量オンエアを積み上げてのものながら、FM局では90.9%と広い範囲でオンエアを獲得している点は特筆すべきだろう。リクエストオンエアも既に複数獲得しており、今後さらなる波及が期待できそうだ。

2位はデュア・リパ「ダンス・ザ・ナイト」が前週108位より急浮上した。洋楽曲のTOP3入りは実に18週ぶり。ソロ名義として約2年ぶりとなる5月26日配信リリースの同曲は、自身も出演する話題の映画『バービー』からの曲ともあり、95.5%のFM局でオンエアを獲得。洋楽チャートでは下位とおよそダブルスコアとなる圧倒的な注目度となった。

なお、同映画サウンドトラックには他にも、カロルG、ニッキー・ミナージュ、リゾ、チャーリーXCX、エイバ・マックス、ザ・キッド・ラロイなどが新曲を提供しているとのこと。これらの今後のオンエア推移にも注目だ。

3位には森大翔「たいしたもんだよ」が初登場した。英ロンドンで行われた【Young Guitarist of the Year 2019】で優勝するなど、卓越したギターテクニックを併せ持つ新世代・19歳シンガーソングライターが、5月31日にリリースした1stアルバム「69 Jewel Beetle」からの同曲。FM FUJI、e-radio、FM FUKUOKA、AIR-G’、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATA、関西AM局による<Monthly A Music>など、月間パワープレイに多数選出されての大量オンエア獲得となった。

オンエア総数のおよそ7割がそのパワープレイ選出局によるものだが、J-WAVEが“いま聴くべき曲”に選ぶ<SONAR TRAX>等にも選出される注目曲だ。今後は他局への波及とリクエスト数の推移を注視したい。

広範囲OAのビッグネーム勢に混じるYONA YONA WEEKENDERS、新EPでブレイクなるか

今週、調査対象の7割以上のステーションでオンエアを獲得している曲を見てみると、チャート上位2曲の他は下記となる。これはオンエア回数に準じたチャートとは別視点で“オンエアを獲得したステーション数”で見ることにより、いかに広範囲で注目されたかを把握できるのだが、知名度の高いビッグネームや既にヒットしている曲があるのは必然であり、この並びにも納得する。そんな中、YONA YONA WEEKENDERSの新曲が入っている点に注目したい。

  • YOASOBI「アイドル」(3位→6位)
  • スピッツ「美しい鰭」(6位→12位)
  • スピッツ「ときめきpart1」(4位→8位)
  • クリープハイプ「青梅」(138位→5位)
  • ブラー「ザ・ナルシシスト」(11位→19位)
  • BTS「The Planet」(14位→25位)
  • Hey!Say!JUMP「DEAR MY LOVER」(51位→13位)
  • INI「FANFARE」(1位→14位)
  • YONA YONA WEEKENDERS「into the wind」(42位→31位)

※オンエア獲得ステーション数順

YONA YONA WEEKENDERSは、2019年11月リリースの初の全国流通盤1st EP「夜とアルバム」から始まり、2021年4月リリースのメジャー1stシングル以降も、これまでコンスタントにリリースを重ねてきた4人組バンドだ。そんな彼らにいち早く一部のラジオ局が注目し、上述の1st EPからは「誰もいないsea」がいきなり142位にチャートイン。その後もメジャー曲「いい夢」は最高位21位、22年9月のアルバムからは「月曜のダンス」が14位まで浮上するなど、少しずつ露出を増やしてきている。

そして今回、5月24日配信リリースの「into the wind」も、前週からオンエアを増やし順位をあげている。しかも、パワープレイや帯枠・コーナー、特定ステーションに頼ることなく、自然と広い範囲でオンエアを積み上げている点は特筆すべきだろう。先述の地道な積み上げがあってのもので、各ステーション/番組からの純然たる支持があってのものなのだ。

同曲をタイトルにしたニューEPが6月21日にリリースを控えており、まだまだこれからオンエア数が増えてくることと推測される。今回得られる各ステーションのバックアップにより、更に多くの音楽ファンへと訴求されることだろう。そんな彼らのブレイクは近いかもしれない。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年5月29日~6月4日)

1位「Nagisa」imase
2位「ダンス・ザ・ナイト」デュア・リパ
3位「たいしたもんだよ」森大翔
4位「Vivid」MAZZEL
5位「青梅」クリープハイプ
6位「アイドル」YOASOBI
7位「Wow」林和希
8位「ときめきpart1」スピッツ
9位「サンライズ・ムーン ~宇宙に行こう~」DA PUMP
10位「ターコイズ」SEKAI NO OWARI

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

関連タグ

関連タグはありません