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XGが首位返り咲き/サザン最多リクの2位/TREASURE日本ver.配信で3位/あいみょん26週目の再伸【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2023年10月4日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年9月25日~10月1日プランテック調べ)では、XG「NEW DANCE」が1位を獲得した。

今週9月27日リリースの1stミニアルバム「NEW DNA」より、第3弾先行曲として8月に配信リリースされた同曲。先行リリース週8月21日~8月27日チャートで15位に初登場後、9月に入ると多数局での月間パワープレイ選出による大量オンエアが開始され翌週2位へ浮上、次週9月4日~9月10日チャートでは1位を獲得した。その後もTOP3を維持しつつ、チャートイン6週目かつミニアルバムリリース週を迎えた今週、3週ぶりの首位返り咲きとなった。

上述のとおり先行配信時より多数オンエアを獲得しつつ、チャートイン初期においては週を追う毎にリクエストOA数が増加し楽曲の認知度が高まっていったことが窺えた。ロングスパンでの大量オンエアの訴求効果だろう、アルバムのセールス面も絶好調の様子だ。

2位はサザンオールスターズ「Relay~杜の詩」が前週1位からダウンした。サザン2023三部作のラストを飾る同曲は、リリース週を迎えた前週には全局OAを獲得。今週はオンエア数こそ半減したものの、調査対象87.1%のステーションと最も広くオンエアを獲得しつつ、リクエストOAも最多数とさすがの注目度をキープするに至った。ユニクロ「ヒートテック」CMソングとしてテレビ放映が多数あることも奏功しているのだろう。大量オンエアはしばらく続きそうだ。

3位はTREASURE「BONA BONA」が初登場した。YG ENTERTAINMENT所属のグローバルボーイズグループによる、7月リリースのアルバム「REBOOT」に収録された同曲。リリース後、少数ながら定期的なオンエアはあったものの、今週9月25日の日本語バージョン配信リリースにプロモーションタイミングを合わせたかっこうだろう。ウィークデイの帯コーナー/番組の定期枠を中心にオンエアを積み上げ急伸した。より広いリスナーに認知されたことを示すリクエストOA数が、今後どう伸びるか注目だ。

26週目チャートイン、あいみょん「愛の花」が連ドラ最終回で再浮上

今週のチャートでは、あいみょん「愛の花」が前週135位から39位へと大きく浮上した。

2023年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」主題歌として書き下ろされた同曲は、ドラマの放送開始および配信リリース週が重なった4月3日~4月9日チャートで4位に初登場。その後、徐々にオンエア数は減るもののリクエストOA数は高水準値を維持しつつ、シングルリリース週だった6月5日~6月11日チャートには再伸し、最高位3位を記録。以降もTOP200圏内にチャートインを続け26週目となった今週、ドラマ最終回を迎えたことでリクエスも再び多数集まり再々浮上することとなった。

昨今、ドラマタイアップによる相乗効果が以前より弱くなっていることはラジオオンエア数やリスナーのニーズを加味したリクエストOA数からも確認されている。しかしながら、NHK連続ドラマ小説枠のタイアップ効果はこれまで通り高いことが、同曲のオンエアやリクエストOAの推移を見ても明らかだ。昨年後半のドラマ「silent」とOfficial髭男dismによる主題歌「Subtitle」が生んだ相乗効果が、今季民放ドラマでも見られるか期待したい。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年9月25日~10月1日)

1位「NEW DANCE」XG
2位「Relay~杜の詩」サザンオールスターズ
3位「BONA BONA」TREASURE
4位「最高到達点」SEKAI NO OWARI
5位「唱」Ado
6位「かわいいメモリアル」超ときめき 宣伝部
7位「Sweet Rain」WOLF HOWL HARMONY
8位「more than words」羊文学
9位「東京」鉄風東京
10位「DIGNITY」Ado
10位「Super Ball」TOMOO

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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