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BE:FIRST初登場1位/椎名林檎ドラマ曲で2位/テイラー・スウィフトTOP3入り/離婚伝説ブレイク間近か【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2024年5月1日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年4月22日~4月28日プランテック調べ)では、BE:FIRST「Masterplan」が1位を獲得した。

7人組ダンス&ヴォーカル・グループによる4月24日リリースのニューシングルから、表題曲となる同曲は、22日の先行配信とともに在京・在阪FM局を中心にいっせいにオンエアスタート。その後、勢いそのままAM局も含め全国へと波及していくと、結果、調査対象局の90.3%と広い範囲のステーションでオンエアを獲得し、初登場首位を飾った。

多数番組へのゲスト/コメント出演も奏功し、初週から多くのリクエストオンエアを獲得している点、そしてシングル他収録曲も多数オンエアを獲得している点も特筆すべきだろう。オンエア状況から彼らの人気・注目度が一部ファンに限らず広く浸透していっていることがうかがえる。

2位は椎名 林檎「人間として」が前週20位から浮上した。4月期放送のドラマ「Destiny」主題歌として書き下ろされた同曲。シングルとしてリリースされた4月17日より、一部在京・在阪FM/AM局にて開始されたオンエアは、日に日に波及していき前週チャートに初登場。リリース翌週となった今週、いっきにオンエアを加速させた。

帯番組/コーナーにおける定期オンエア枠のみならず、多岐にわたる番組でオンエアを獲得している点はさすが。スロースタートだったものの広い範囲で注目を集めたかっこうだ。83.9%のステーションでオンエア獲得に至っている。

3位はテイラー・スウィフト「フォートナイト feat. ポスト・マローン」が前週59位より急伸した。日本時間4月19日午後1時にリリースされたアルバム「ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント」より、1stシングルとなる同曲。リリース直後から一部で開始されたオンエアは、少しずつ波及していき前週チャートに初登場すると、今週いっきにオンエア範囲を拡大。調査対象局の83.9%、およびFMでは全局にてオンエアを獲得した。

同アルバムからは、同時チャートインした「アイ・キャン・ドゥ・イット・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」(125位)、「ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント」(136位)を筆頭に多数曲がオンエアを獲得していることも特筆点だ。リリースが広く認知された今週、洋楽ながらAMチャートでも8位とさすがの注目度となった。

昨今のラジオヒット曲で検証、Omoinotakeに続き離婚伝説もブレイク間近か

今週も邦洋ビッグネームや新星アーティストのによる注目の新曲がチャートに並ぶなか、上位では長期スパンで大量オンエアを獲得するラジオロングヒット曲が目立ってきた。1か月半以上にわたり上位にチャートインを続けている曲は以下の通りだ。

  • Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(30位→28位):16週
  • Omoinotake「幾億光年」(28位→28位):14週
  • 藤井 風「満ちてゆく」(14位→39位):7週
  • 離婚伝説「あらわれないで」(59位→42位):7週
  • 緑黄色社会「ナイスアイディア!」(70位→60位):6週
  • ボン・ジョヴィ「レジェンダリー」(78位→67位):7週
  • Vaundy「タイムパラドックス」(70位→79位):16週
  • SPYAIR「オレンジ」(95位→88位):12週
  • ヨルシカ「晴る」(74位→88位):17週

Creepy Nuts、藤井 風、Vaundyといったお馴染みのアーティストから、サブスクを中心にブレイクを果たしたOmoinotake、そして人気アニメとの相乗効果を生んでいるSPYAIR、ヨルシカなどが並ぶなか、離婚伝説が7週にわたりチャートインしていることに注目だ。

離婚伝説は、松田歩(Vo)と別府純(Gt)による2人組ユニットで3月20日に1stアルバム「離婚伝説」をリリースしている。「あらわれないで」は2月26日~3月3日チャートで73位に初登場し翌週に圏外へダウンするも、アルバムリリース週の3月18日~3月24日チャートで100位に再登場。以降は今週まで6週にわたり連続チャートインしている。

主にはLove FMで毎週まとまった数のオンエアを獲得しているかっこうだが、他局へも波及が見られる。また、チャートインには至らずとも「スパンコールの女」「愛が一層メロウ」「さらまっぽ」「また旅に誘われて」ほかアルバム曲も未だ多数のオンエアが確認されていることも注視すべき点だ。某人気テレビ音楽番組でも取り上げられるなど、一部で注目されていた存在ではあるが、今後ラジオリスナーの間でも認知度を広げオンエアを伸ばしていく可能性はあるだろう。リクエストオンエア数の推移を注視しつつ、ブレイクスルーを期待したい。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2024年4月22日~4月28日)

1位「Masterplan」BE:FIRST
2位「人間として」椎名 林檎
3位「フォートナイト feat. ポスト・マローン」テイラー・スウィフト
4位「涙ばっかのヒロインさん」bokula.
5位「Your Love」Furui Riho
6位「さよーならまたいつか!」米津 玄師
7位「相思相愛」aiko
8位「忘レナ唄」マカロニえんぴつ
9位「Click」ME:I
10位「透明」Laura day romance

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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