Spotify、24年上半期に最も再生された楽曲はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」日本と海外の2冠
Spotifyは、今年のリスニングデータから2024年上半期を振り返る日本のランキングを発表した(算出期間:2024年1月1日〜6月27日)。
今年の上半期に国内で最も再生された楽曲は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」だった。同楽曲は、国内楽曲として史上最速で1億回再生を突破したほか、1月18日から5月21日までの125日間にわたりSpotify Japanのデイリーチャートで連続1位を獲得した。2位には、tuki.の「晩餐歌」がランクイン。2023年秋頃よりソーシャルメディアを起点に人気が拡がり、Spotifyでもロングヒットを記録。2024年1月にはSpotifyのRADAR:Early Noise 2024に選出され、1月22日には初めて日本のデイリーチャートで2位を獲得、その後も4ヶ月以上にわたりトップ10入りを続けた。また、9位には1月より音楽活動を開始したNumber_iの1stシングル「GOAT」がエントリーした。Number_iは楽曲をリリース後、「Clips」(30秒未満のタテ型ショートビデオ)、アーティストプレイリストなどのSpotify限定コンテンツも数多く公開しており、「GOAT」リリース時に公開されたClipsでは、各メンバーが「GOAT」の注目ポイントを歌とダンスの視点からそれぞれ語っている。
今年の上半期に海外で最も再生された国内楽曲は、国内ランキングに続いてCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」となり、2位には藤井 風「死ぬのがいいわ」、3位にはKing Gnu「SPECIALZ」が続いた。「Bling-Bang-Bang-Born」は海外からの再生比率が6割を超えており、日本を除いた最も再生されている国と地域は、7月11日時点でアメリカ合衆国、メキシコ、インドネシア、ドイツ、フランスとなっている。また、2023年に海外で最も再生された国内の楽曲ランキングトップ10のうち、6曲(死ぬのがいいわ、アイドル、NIGHT DANCER、KICK BACK、Tokyo Drift(Fast & Furious)、夜に駆ける)が今回もランクインし、ストリーミングの特性によるロングヒットを裏付けるような結果となった。
今年の上半期にSpotify上から最もSNSにシェアされた国内の楽曲はJO1の「Love seeker」だった。2位にはNumber_i「GOAT」、3位にはTravis Japan「T.G.I. Friday Night」が続き、昨年同様に強いファンダムを持つアーティストが上位を占めた。
2024年上半期のランキング
- 上半期に国内で最も再生された楽曲
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- tuki.「晩餐歌」
- Omoinotake「幾億光年」
- Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
- YOASOBI「アイドル」
- Vaundy「タイムパラドックス」
- Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」
- Vaundy「怪獣の花唄」
- Number_i「GOAT」
- Mrs. GREEN APPLE「Magic」
- 上半期に海外で最も再生された楽曲
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- 藤井 風「死ぬのがいいわ」
- King Gnu「SPECIALZ」
- YOASOBI「アイドル」
- imase「NIGHT DANCER」
- キタニタツヤ「青のすみか」
- 米津玄師「KICK BACK」
- Teriyaki Boyz「Tokyo Drift(Fast & Furious)- From “The Fast And The Furious: Tokyo Drift” Soundtrack」
- YOASOBI「夜に駆ける」
- Eve「廻廻奇譚」
- 上半期に国内でSpotify上から最もSNSにシェアされた国内の楽曲
- JO1「Love seeker」
- Number_i「GOAT」
- Travis Japan「T.G.I. Friday Night」
- JO1「Your Key」
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- JO1「Aqua」
- Number_i「Blow Your Cover」
- &TEAM「五月雨(Samidare)」
- Travis Japan「T.G.I. Friday Night – Japanese ver.」
- JO1「Test Drive」