ミセス五輪応援曲が1位へ/THE RAMPAGE新曲急伸の2位/Chevon大量OAでファン開拓/五輪・花火曲で彩る【エアモニ】

チャート プランテック

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2024年7月31日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年7月22日〜7月31日プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「アポロドロス」が1位を獲得した。

テレビ朝日系列2024スポーツ応援ソングに起用されている同曲。7月3日の配信リリースと同時にFMを中心に開始されたオンエアは、日に日に広がりをみせ同週7月1日〜7月7日チャートで39位に初登場。その後は13位、17位と推移しつつ、チャートイン4週目を迎えた今週、オンエア315%増といっきに急伸し首位へと上り詰めた。

帯放送のコーナー/番組といった定期枠を中心にオンエアを積み上げつつ、いよいよ開幕となった【パリ2024夏季オリンピック】の盛り上がりもオンエア急伸の一因だろう。調査対象局の74.2%となるステーションでのオンエア獲得であり、大会期間中は引き続き大量オンエアが見込めそうだ。

2位はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE「24karats GOLD GENESIS」が前週6位から浮上した。6月10日の先行配信から更に先がけ、同7日放送のBAYFM「WEEKEND THE RAMPAGE」にて初解禁された同曲は、6月10日〜6月16日チャートで54位に初登場後、interfmを中心とする局地的な大量オンエアをキープし、42位、41位、27位と推移。他局へもオンエアが波及し始めた前週に6位へと急浮上し、7月24日にシングルリリースを迎えた今週さらにオンエア142%増となった。

リリース週とあり、JFN系列の長寿番組「ディア・フレンズ」をはじめ、複数番組でのゲスト/コメント出演も確認されるなど、積極的な露出や長期オンエアが奏功してかセールスも好調の様子だ。

3位はChevon「冥冥」が前週2位からダウンした。北海道札幌の新鋭スリーピースバンドによる7月3日リリースの同曲は、全国多数局で月間パワープレイに選出されていることから今週も大量オンエアをキープ。前週と同率の48.4%のステーションでのオンエア獲得だが、今週新たに東海ラジオ、FM FUKUOKAで初オンエアが確認されている。

先般お伝えの通り、Youtube上のMVコメント欄ではラジオで知り訪れたユーザーが多数確認されるなど、同曲で大きなインパクトを与えた彼ら。今後の展開にも注目していきたい。

“ビッグイベント”相次ぎ関連曲のオンエアがこぞって急伸

オリンピックの開幕や大きな花火大会の開催と、ビッグイベントが続いた今週、関連曲のオンエアが挙って伸長し、チャートTOP200圏内に多数顔を揃えた。

開幕とともに早くも熱狂に包まれた【パリ2024夏季オリンピック】。各競技での選手たちの活躍を伝える民放テレビ各局では、それぞれテーマソングが今期も設けられており、ビッグネーム達による注目の各曲がラジオでも挙ってオンエアを伸ばし始めた。

今週のチャート1位を飾ったテレビ朝日系列におけるテーマソング、Mrs.GREEN APPLE「アポロドロス」に続くのは、フジテレビ系列の菅田 将暉「くじら」(43位→23位)だ。6月28日に配信リリースされ、今週で5週目のチャートインとなる同曲。収録アルバム「SPIN」のリリース週だった7月1日〜7月7日チャートでは最高位となる6位まで浮上しており、長きにわたり大量オンエアを継続しているかっこうだ。

“NHKスポーツテーマ2024”として書き下ろされたYOASOBI「舞台に立って」(175位→26位)は、開会式当日の7月26日に配信リリースとあり今週初週を迎えた。さらに、テレビ東京系列のスキマスイッチ「逆転トリガー」(7位→31位)、TBS系列のサザンオールスターズ「ジャンヌ・ダルクによろしく」(-位→47位)もオンエア好調。日本テレビ系のMISIA「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」は圏外ながら、複数局でオンエアが確認されており今後伸長してくることだろう。

また、過去大会での使用以来、スポーツイベントの応援ソングとして欠かせない存在となった、ゆず「栄光の架橋」(87位)、B’z「ultra soul」(108位)も今週チャートで再登場。さらには、豪華絢爛な開会式でひときわ大きなインパクトを与えた、アヤ・ナカムラ「Djadja」、そしてサプライズ登場となったセリーヌ・ディオンが歌唱したエディット・ピアフ「愛の讃歌」は、チャート圏外ながら複数番組でのオンエアが確認された。

なお、今週は27日の【隅田川花火大会】をはじめ大きな花火大会の開催もあり、aiko「花火」(76位→47位)、DAOKO × 米津 玄師「打上花火」(60位→51位)、Mr.Children「HANABI」(150位→74位)が前週から更にオンエアを伸ばした。オリンピックも花火大会も、この先さらに盛り上がりを見せること必至。関連曲のオンエアもそれに準じて加熱していくことだろう。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2024年7月22日〜7月28日)

1位「アポロドロス」Mrs.GREEN APPLE
2位「24karats GOLD GENESIS」THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
3位「冥冥」Chevon
4位「nevermind」muque
5位「Sharon」Official髭男dism
6位「新しい恋人達に」back number
7位「Delusion:All」ONE OK ROCK
8位「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」GOOD BYE APRIL
9位「ウーマンズ・ワールド」ケイティ・ペリー
9位「ヒカリアウ」シャイトープ
9位「シンデレラ」レミ・ウルフ
9位「Feelin’ Go(o)d」藤井 風

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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