WayV発売週で1位/ミセス映画で再浮上2位/ハナレグミ広範囲OAの3位/連ドラ最終回で主題歌再伸【エアモニ】

2024年10月7日 18:01

2024年10月2日発表のラジオ・オンエア・チャート（集計期間：2024年9月23日〜9月29日プランテック調べ）では、WayV「Go Higher」が1位を獲得した。

SM ENTERTAINMENT発のボーイズグループによる日本オリジナルデビューミニアルバム「The Highest」から、リード曲となる同曲。アルバム先行配信を経てラジオでは8月15日よりオンエアが確認し始めると、徐々に伸長し9月2日〜9月8日チャートで45位に初登場。その後も44位、21位と右肩上がりにオンエアを伸ばしていくと、アルバムリリース週を迎えた今週、オンエアは380%増となり首位へと上り詰めた。

帯コーナー/番組といった定期枠でそれぞれまとまったオンエア数を積み上げ、オンエア獲得ステーションは調査対象局の61.3%となった。また、今週からリクエストオンエアも確認され始めており、今後のオンエア波及に期待したい。

2位はMrs.GREEN APPLE「ダンスホール」が再登場した。9月13日公開の映画『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』より、サウンドトラックアルバム「The White Lounge in CINEMA – Original Soundtrack -」が今週23日にリリースされた事を受け、2022年リリースのオリジナル曲とともに同ライブバージョンのオンエアが急伸。FMを中心に調査対象の64.5%のステーションでのオンエア獲得となった。

こちらも帯放送のコーナー/番組などの定期枠でまとまったプロモーションオンエアを重ねつつだが、アルバムとは別途、今年リリースした「ライラック」（169位→69位）、「familie」（60位→150位）といった新曲も依然としてオンエア好調（リクエストも多数）である点も特筆すべきだろう。彼らへの絶え間ない注目度がラジオオンエア状況からも確認できる。

3位はハナレグミ「雨上がりのGood Day（feat.iri）」が初登場した。9月25日リリースのアルバム「GOOD DAY」より、タイトル曲となる同曲。22日放送の自身の番組「レディオデチャカチー」（interfm）での初オンエアを経て、翌23日より他局・番組でも解禁されたオンエアは、日に日に伸長していき調査対象の74.2%のステーションでオンエアを獲得。上位3曲中で最も広く注目された曲となった。

同アルバムからは、昨年にライブ会場限定でリリースされていた「ビッグスマイルズ」（104位→132位）も同時チャートイン。こちらは8月26日〜9月1日チャートで22位に登場してから今週で5週目を迎えており、長期スパンでラジオ露出/オンエアを繋いでいったかっこうだ。

「虎に翼」最終回で米津玄師の主題歌が急伸、リクエストOAはダントツ最多に

今週のチャートでは、米津玄師「さよーならまたいつか！」のオンエアが急伸し前週120位から19位へと大きく再浮上した。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」主題歌として書き下ろされた同曲は、ドラマの放映開始とともに話題となるなか4月8日〜4月14日チャートで2位に初登場すると、以降15週連続でチャートイン。その後も安定数のオンエアを獲得し続け、今週で計20週目のチャートインとなる。

今回オンエアが大きく再伸長した要因は、ドラマが最終回を迎えたことだ。楽曲タイトルの“さよーならまたいつか”を思わせるセリフが登場するなど、物語と完全リンクした主題歌にドラマ視聴者が再び大きく注目したのだろう。それはリクエストオンエアの数が今週のチャートTOP200圏内の中でダントツで最多であったことに裏付けされる。

「さよーならまたいつか！」が、「虎に翼」のストーリーや登場人物の心情を如何に上手く捉えた主題歌であったか、物語とともに愛された理想的なタイップソングであったかかが、今週のチャートアクションから見て取れる結果となった。

RADIO ON AIR DATA（集計期間：2024年9月23日〜9月29日）

1.Go Higher / WayV
2.ダンスホール / Mrs.GREEN APPLE
3.雨上がりのGood Day（feat.iri）/ ハナレグミ
4.ダンシング・イン・ザ・フレイムス / ザ・ウィークエンド
5.猫にジェラシー / あいみょん
6.散りゆく花のせいで feat.菅田将暉 / 東京スカパラダイスオーケストラ
7.ノー・プロブレムス / ジンジャー・ルート
8.MAYBE IT’S ME / mikah
9.UMP / Hey!Say!JUMP
10.IMA IMA IMA / Perfume