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キンプリAL先行曲が1位発進/JO1多数リクエストで2位初登場/冨岡愛 2月発売曲が10週ぶり急伸3位【エアモニ】

チャート プランテック

2024年10月9日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年9月30日〜10月6日プランテック調べ)では、King & Prince「WOW」が1位を獲得した。

12月11日にCDリリース、10月14日に配信リリースされるアルバム「Re:ERA」より、リード曲となる同曲。9月30日の先行配信と同時に広い範囲で開始されたオンエアは、帯放送のコーナー/番組などを中心に各局の定期枠で大量に積み上げていき、結果、調査対象となる74.2%のステーションにオンエア波及。東名阪エリアを制し、初登場首位を飾った。

先行配信の段階ながら、FM/AM問わず全国範囲でリクエストオンエアが多数確認されている点もさすがだ。アルバム、CDリリースまで引き続き安定数のオンエア獲得が予想される。

2位はJO1「WHERE DO WE GO」がこちらも初登場した。10月2日リリースのニューシングルからタイトル曲となる同曲。オンエアは9月9日の先行配信と同時に開始され、これまでチャート圏外ながらも毎週一定数を獲得してきたなか、シングル発売週を迎えた今週、帯放送のコーナー/番組など定期枠を中心に大量オンエアを積み上げ上位入りとなった。

解禁当初から毎週確認されてきたリクエストオンエア数も今週大きく伸長しており、上位10曲中ではOfficial髭男dism「Same Blue」(6位)に次いで最多であった。プロモーションおよび広範囲でのコメント出演に加え、ファンダムによるバックアップもオンエア獲得に貢献したことと思われる。

3位は冨岡愛「恋する惑星「アナタ」」が再登場した。現役女子大生シンガーソングライターが今年2月14日に配信リリースした同曲は、リリース週だった2月12日〜2月18日チャートで56位に初登場し4週連続チャートインしたのち、再び7月22日〜7月28日チャートで18位に再登場。それから10週ぶりとなった今週、帯放送のコーナー/番組など定期枠でオンエアを積み上げ、再々登場を果たした。

昨今、複数の音楽/映像サブスクリプションサービスで注目された事を機にラジオ露出を増やし、前週から4075%のオンエア急増となったかっこうだが、YouTube上のMVでは今回のラジオオンエアを聴いてハマった旨の新規コメントもあるなど、オンエア効果と楽曲自体の求心力が再び実証されたことも特筆すべきだろう。51.6%の局でのオンエア獲得が次週以降も波及していくか期待したい。

新アニメタイアップソング群が急伸、リクエスト数からうかがえるアニメの影響力

今週はアニメタイアップソングが挙ってオンエアを伸ばし、複数曲がチャート上位入りを果たした。テレビ改編期で関連曲のリリースが続くことに起因するものながら、アニメタイアップの影響力がラジオオンエア、さらにはリスナー需要にも及んぶことが今週のオンエア状況からうかがえる。下記は一部ながら、いずれの曲にもさっそく多数リクエストオンエアが確認された。

5位に初登場したpachae「アイノリユニオン」は、アニメ「妻、小学生になる。」のオープニング主題歌で、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、FM FUKUOKA、AIR-G’、Date fm、FM-NIIGATA、大阪エリアAM局による“Monthly A Music”など、多数局で10月度の月間パワープレイに選出。10月7日リリースを前に早くも大量オンエアを獲得している。

同じく6位に初登場したOfficial髭男dism「Same Blue」は、TVアニメ「アオのハコ」オープニング主題歌。10月3日の放送開始前日2日に配信リリースされ、同時に各局いっせいにオンエアを開始。先述のとおり今週最多となるリクエストオンエアが確認されつつ、調査対象77.4%のステーションでオンエア獲得するなど、最も広く注目された曲となった。

こちらも同じく9位初登場のYOASOBI「モノトーン」は、テレビではないもののアニメ映画『ふれる。』主題歌として書き下ろされた楽曲。10月1日の配信リリースと同時にFMを中心にオンエアを獲得しはじめ、74.2%のステーションへとオンエア波及している。アニメタイアップが続くなか、こちらもロングヒットなるか注目だ。

一方、TOP10入りを見送ったものの、前週80位から15位へと浮上したUNISON SQUARE GARDEN「傍若のカリスマ」は、TVアニメ「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」オープニング主題歌。10月5日の放送開始、および同2日の楽曲リリースから先行し、9月25日のFM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-」にてオンエア解禁されると、他局へも波及し前週チャートに初登場した。ラジオ先行解禁を経て早くも2週にわたり一定数のリクエストオンエアを獲得していることから、次週以降のさらなる波及に期待できそうだ。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2024年9月30日〜10月6日)

1.WOW / King & Prince
2.WHERE DO WE GO / JO1
3.恋する惑星「アナタ」/ 冨岡愛
4.feelin’ / muque
5.アイノリユニオン / pachae
6.Same Blue / Official髭男dism
7.雨上がりのGood Day(feat.iri)/ ハナレグミ
8.ダンシング・イン・ザ・フレイムス / ザ・ウィークエンド
9.モノトーン / YOASOBI
10.ダンスホール / Mrs.GREEN APPLE

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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