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muqueアルバム発売週1位/pachae局地的大量OAで2位/ヒゲダン2週目OA増で3位へ/Suchmos急伸【エアモニ】

チャート プランテック

2024年10月16日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年10月7日〜10月13日プランテック調べ)では、muque「feelin’」が1位を獲得した。

福岡発の4人組バンドが10月9日にリリースした1stフルアルバム「Dungeon」からの同リードトラック。FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、AIR-G’、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATA、CBCラジオ、東海ラジオなど、多数FM/AM局で10月度の月間パワープレイに選出されており、初週だった前週チャートで4位に初登場。今週さらに51%のオンエア増加を見せ首位へと上り詰めた。

総数のおよそ3割を占める、Kiss FMおよびAIR-G’での大量オンエアが大きなインパクトを与えているものの、調査対象71%のステーションへと前週比3割増しのオンエア波及が見られる点、そしてリクエストオンエアも着実に伸びている点は特筆すべきだろう。ゲスト/コメント出演も積極的で、次週以降さらなるオンエア波及を見込めそうだ。

2位はpachae「アイノリユニオン」が前週5位から浮上した。大阪で活動する3人組ポップスバンドによる、アニメ「妻、小学生になる。」オープニング主題歌となる同曲。こちらもBAYFM、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、FM FUKUOKA、AIR-G’、Date fm、FM-NIIGATAなどの月間パワープレイ、および在阪AM局による“Monthly A Music”、文化放送の週間リコメンド“プラスチューン”に選出されており、前週から大量オンエアを獲得中だ。

オンエア総数のおよそ半数をKiss FMとFM FUKUOKAが占めるなど、局地的な大量オンエアの傾向にありながら、オンエア獲得局は前週の約2倍となる61.3%へと増加。リクエストオンエアも大量オンエア局では安定数かつ増加が見られるなど、支持層を広げつつあることがうかがえる。1番組のみでのオンエア獲得局が多く、多数番組への波及が今後のポイントだろう。更なるオンエア増加を期待したい。

3位はOfficial髭男dism「Same Blue」が前週6位から上昇した。アニメ「アオのハコ」オープニング主題歌として10月2日に配信リリースされた同曲は、リリースと同時に広くオンエアが開始され前週チャートに初登場。今週は2週目ながら前週比37%のオンエア増加となりTOP3入りを果たした。

リクエストオンエア数、およびオンエア獲得局数は前週に続いて最多であり、今週も最も広く注目された曲となった。リクエストオンエアが全国区で確認されていることからも、楽曲が週を追うごとに波及していっている様がうかがえる。オンエア傾向からロングヒットも期待できそうだ。

注目のアルバム群から挙って複数曲チャートイン、早くも発売前の竹内まりやも

今週のチャートでは最新アルバムから複数曲をチャートインさせるビッグネーム達が存在感を示した。

前週金曜日の10月4日リリースとなったコールドプレイのアルバム「ムーン・ミュージック」からは、アイラ・スターとの「グッド・フィーリングス」(16位)、「オール・マイ・ラヴ」(45位)、「ジュピター」(135位)がそれぞれ初登場。先行曲だった「フィールズライクアイムフォーリングインラヴ」(40位→55位)、リトル・シムズ,バーナ・ボーイ, エリアナ,ティニとの「ウィー・プレイ」(40位→72位)も引き続きオンエア好調で、アルバムから計5曲がチャートインした。

一方、今週10月9日にリリースを迎えたGLAYのアルバム「Back To The Pops」からは計6曲がチャートインした。「BRIGHTEN UP」(73位→28位)、「さよならはやさしく」(-位→59位)、「Beautiful like you」(-位→100位)、「Romance Rose」(-位→111位)、「シャルロ」(-位→169位)、「会心ノ一撃」(-位→169位)などが多数オンエアを獲得。いくつかの曲では自身の番組を中心にリクエストオンエアが確認されるなど、注目度の高さをうかがわせた。

また、竹内まりやが翌々週10月23日にリリースするアルバム「Precious Days」より早くも5曲がチャートイン。既発表曲の「歌を贈ろう」(34位→19位)、「君の居場所(Have a Good Time Here)」(191位→111位)のみならず、「Brighten up your day!」(66位)、「Smiling Days」(111位)、「小さな願い」(124位)などのアルバム収録曲が解禁され広くオンエアを獲得した。「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」を筆頭にゲスト出演も多数確認されるなど、10年ぶりとなるオリジナル・アルバムに向け早くも盛り上がりを見せている。

始動発表のSuchmos、ラジオヒットのアノ曲ほか関連6曲チャートイン

活動を休止していたSuchmosの始動が10月7日に発表され、関連曲のオンエアが急伸。「STAY TUNE」(22位)、「Miree」(100位)、「YMM」(135位)、「MINT」(151位)が突如チャートに再登場した。

2016年の発売当初、実に21週連続チャートインし久々のラジオヒット曲となった「STAY TUNE」が特にオンエアを急伸させたことは必然だろう。前週比2150%増で、オンエア獲得ステーションは67.7%にも及び、リクエストオンエアも複数確認された。

また、YONCEを擁するHedigan’sが9月17日に配信リリースした「カーテンコール」(19位→17位)、TAIKINGが10月9日に配信リリースした「Day Life(feat. iri)」(-位→83位)もオンエアが伸長しており、結果、関連6曲が同時チャートインしたかっこうだ。

ラジオと親和性の高いアーティストの待望の始動発表に、多くの番組そしてリスナーが注目したことが分かるチャートアクションとなった。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2024年10月7日〜10月13日)

1.feelin’ / muque
2.アイノリユニオン / pachae
3.Same Blue / Official髭男dism
4.Gotta Be / Aぇ! group
5.恋する惑星「アナタ」/ 冨岡愛
6.モノトーン / YOASOBI
7.許婚っきゅん / ano
8.オトノケ / Creepy Nuts
9.Moonlit Floor / LISA
10.MASCARA / King Gnu

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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