広告・取材掲載

jo0ji急伸1位へ / ロゼ&B・マーズ続伸 僅差の2位 / マネスキンのダミアーノTOP3入り / 故クインシー氏15曲イン【エアモニ】

チャート プランテック

2024年11月13日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年11月4日~11月10日プランテック調べ)では、jo0ji「ワークソング」が1位を獲得した。

鳥取県出身のアーティスト、jo0ji(ジョージ)が10月30日に配信リリースした同曲。リリース当日のFM 802「EVENING TAP」を皮切りにオンエアが開始されると、11月に入ってからはBAYFM、FM Osaka、Kiss FM、α-STATION、e-radio、Love FM、AIR-G’、FM-NIIGATA、東海ラジオ、大阪AM“Monthly A Music”など、多数局が月間パワープレイに選出し前週14位に初登場。今週さらに勢いを増し、203%のオンエア増で首位へと上り詰めた。

Kiss FM、東海ラジオ、FM Osaka、AIR-G’でのオンエア数が全体の半数以上を占めるなど局地的な大量オンエアながら、前週からオンエア獲得ステーションは倍増し、さらにリクエストオンエアが大きく増加している点は特筆すべきだろう。YouTube上のライブ動画でも“ラジオで知った”旨のコメントが散見され、ラジオリスナーへの訴求効果が確認できる。次週以降どこまでオンエア波及がみられるか注目だ。

2位はロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」が前週3位から上昇した。韓米ビッグネームのコラボ曲ゆえ当初から広く注目されていたものの、オンエアは開始以降、週を追うごとに右肩上がりに増加。4週目となった今週も16%のオンエア増となり、わずか1回のオンエア差で1位を譲ったかっこうだ。

かねてから見られたリクエストオンエア数の多さは依然として注目に値し、今週は遂に洋邦ふくめてダントツの最多となった。そのリクエスト数の推移から見る“兆し”をお伝えしてきたロングヒットが、いよいよ本格化してきたようだ。オンエア獲得ステーション数は若干減じたものの、FMは依然として100%を維持。まだまだ大量オンエアは続くだろう。

3位はダミアーノ・デイヴィッド「ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート」が前週11位から浮上した。伊ロックバンド“マネスキン”のボーカリストによるソロプロジェクトの同最新シングルは、10月25日のリリースと同時にFMを中心にオンエアがスタート。FM Osaka、FM FUKUOKA、Love FMでの月間パワープレイ選出により、前週チャートでの初登場を経て今週さらにオンエアを伸ばしTOP3入りとなった。

調査対象局の64.5%、FMでは77.3%のステーションでのオンエア獲得であり、上述のパワープレイ選出局およびFM FUJIを中心とする局地的な大量オンエアが確認されている。FM鳴りの良い楽曲だけに、さらに広範囲へのオンエア波及を期待したい。

故クインシー・ジョーンズ氏を多数番組が追悼、関連15曲がチャートイン

11月3日に亡くなった米音楽界のレジェンド、クインシー・ジョーンズ氏の関連曲がオンエア急伸し、実に計15曲が今週のチャート上に並んだ。

訃報が伝えられた4日夕刻より各局・番組が関連楽曲とともに追悼するなか、最もオンエアが伸びたのは「愛のコリーダ」だ。最高位12位に浮上した。

ソロ曲からはさらに、日本でも昨今CMで良く耳にする「ソウル・ボサノバ」(54位)をはじめ、「アイル・ビー・グッド・トゥ・ユー」(58位)、テビン・キャンベルをフィーチャーした「トゥモロー」(77位)、「アイアンサイド」(146位)、ブランディ&ヘビー・D.をフィーチャーした「ロック・ウィズ・ユー」(191位)のオンエアが伸長した。

また、プロデューサーとしても偉大な功績を残し、数々のアーティストおよび名曲を世に送り出してきた同氏。スーパースターを集めたチャリティソングのU.S.A.フォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」(17位)のほか、マイケル・ジャクソンからは「ビリー・ジーン」(77位)、「ロック・ウィズ・ユー」(96位)、奇しくもハロウィン週だった前週から引き続いてのチャートインとなった「スリラー」(18位→146位)、「今夜はドント・ストップ」(165位)の4曲がチャートイン。

続いてプロデュースを担当した作品より、ジョージ・ベンソン「ギブ・ミー・ザ・ナイト」(58位)、ジェイムス・イングラムの「ジャスト・ワンス」(127位)および「ワンハンドレッド・ウェイズ」(146位)、そしてパティ・オースティン&ジェイムス・イングラム「あまねく愛で」(191位)がチャートインした。

この他、TOP200圏外でも多数関連曲のオンエアが確認されていることから、多くの番組およびパーソナリティが想い想いの楽曲でクインシー・ジョーンズ氏を偲んだことがわかる。また、これに触発されてか70~80’sの名曲のオンエアがいつもより盛んだった傾向にあり(多数がチャートイン)、いずれにしても同氏の影響力の凄さがうかがえる結果となった。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2024年11月4日~11月10日)

1.ワークソング / jo0ji
2.APT. / ロゼ & ブルーノ・マーズ
3.ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート / ダミアーノ・デイヴィッド
4.AwA AwA / 超特急
5.ringo / 秦 基博×草野 マサムネ
6.Forever Student / KREVA
7.Endless Happy-Ending / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
8.ねっこ / King Gnu
9.IYKYK / XG
10.さよならシティライト / Aile The Shota
10.千年計画 / TRACK15

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

関連タグ