JOYSOUND「2024年 年代別カラオケ年間ランキング」発表、20代～40代で「Bling-Bang-Bang-Born」首位獲得

エクシングは、JOYSOUNDが展開するカラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」の会員の歌唱に基づき、10代から60代の年代別にカラオケの人気曲を集計した「2024年 年代別カラオケ年間ランキング」を発表した。

JOYSOUNDのカラオケで最も歌われた楽曲としてVaundy「怪獣の花唄」が頂点に輝き、アーティスト別ではMrs. GREEN APPLEが初の首位を獲得した2024年。この年間ランキングを、さらに10代から60代の年代別に紐解くことで、年代を超えて歌われる真のカラオケ鉄板ソングや、年代間のギャップも明らかになった。

TVアニメ「マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編」OPテーマのCreepy Nuts（R-指定&DJ松永）「Bling-Bang-Bang-Born」が、独特のダンスと一度聴いたら耳から離れない中毒性で、幅広い年代から支持を獲得。20代から40代では1位に、10代では2位、50代では8位にランクインした。また、60代を除くいずれの年代でも男性のTOP3に入るなど、性別・世代を超えて歌われる大ヒットソングとなった。

SNSから人気に火が付いた15歳のシンガーソングライターのtuki.「晩餐歌」が、その切ないメロディーと力強い歌声で10代と20代女性の心をつかみトップに。優里とのコラボでも注目を集め、40代までの幅広い年代でTOP3にランクインした。

SNSや動画サイトから人気に火が付き、新たなヒット曲が誕生する10代。今年の年間ランキングでも総合首位のVaundy「怪獣の花唄」が昨年の3位からトップに返り咲いたほか、VOCALOID楽曲のバルーン「シャルル」、Kanaria「酔いどれ知らず」、みきとP feat.初音ミク「少女レイ」は、変わらぬ人気でTOP10入りを果たした。このほか、SNSで話題となった友成空「鬼ノ宴」が、初登場で16位を獲得している。

最新ヒット曲にも敏感ながら、アニメソングやVOCALOID楽曲の人気も高い20代。Creepy Nuts（R-指定&DJ松永）「Bling-Bang-Bang-Born」が1位、女性からの支持が厚いtuki.「晩餐歌」は2位、男性からの人気が高いVaundy「怪獣の花唄」は3位を獲得。TVアニメのOPテーマを担った、緑黄色社会「花になって」、ヨルシカ「晴る」、キタニタツヤ「青のすみか」などが、新たにTOP20入りを果たした。複数の歌い手にカバーされているツミキ「フォニイ」も人気を堅持して19位にランクイン。

TOP20のうち10曲がアニメソングと、アニメの影響力の強さを感じさせる30代。TVアニメ「マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編」の「Bling-Bang-Bang-Born」は1位獲得。近年のアニソンの数々が顔をそろえるなか、2006年放送のTVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「God knows…」が、昨年の圏外から15位急上昇。また、YOASOBIとAdoは、2曲ずつランクインし、人気の高さを示した。

近年のヒット曲に加え、カラオケ定番曲を選曲する傾向が強い40代。Creepy Nuts（R-指定&DJ松永）「Bling-Bang-Bang-Born」が首位を獲得する一方、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」のほか、スピッツ「チェリー」などカラオケで外せない鉄板ソングも存在感を示した。Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」は女性からの人気が高く11位、TVドラマ「Eye Love You」の主題歌のOmoinotake「幾億光年」は、全年代で唯一TOP20にランクイン。

往年の名曲の人気が根強いながら、最新の音楽トレンドも取り入れている50代。薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃“夢の途中”」は、男女ともに首位を獲得し、2年連続1位に。レベッカ「フレンズ」、チェッカーズ「星屑のステージ」、松田聖子「チェリーブラッサム」など、この年代ならではの懐かしの名曲が多くランクインするなか、Creepy Nuts（R-指定&DJ松永）「Bling-Bang-Bang-Born」や緑黄色社会「花になって」など、最新の音楽トレンドもしっかり押さえている。

演歌・歌謡曲や青春時代を彩った往年の名曲を大事に歌い続ける60代。薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃“夢の途中”」を筆頭に、来生たかお「夢の途中」や高橋真梨子「桃色吐息」など、今も色褪せることがない名曲が勢ぞろい。そのようななか、NHK連続テレビ小説「虎に翼」主題歌の米津玄師「さよーならまたいつか!」が、初登場19位を獲得したほか、あいみょんも昨年に続きTOP20入りを果たし、存在感を示した。

※集計期間：2024年1月1日～ 11月15日。
※選曲番号別ではなく、楽曲別として、“本人映像”や“アニメカラオケ”等のオリジナルコンテンツも合算したランキング。