ONE OR EIGHT初登場1位へ/REIKO大量OA維持の2位/ヒゲダン新曲最注目で3位/ラジオならではのXmas曲彩る【エアモニ】
2024年12月25日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2024年12月16日~12月22日プランテック調べ)では、ONE OR EIGHT「KAWASAKI(with Big Sean)」が1位を獲得した。
8人組ボーイズグループがデビュー前に公開した楽曲を、米ラッパー“ビッグ・ショーン”とのコラボレーションによりリミックスした同曲。12月6日のデジタルリリースを経て同9日より開始されたラジオオンエアは、今週に入ってから大きく急伸。定期コーナー/番組の帯放送枠でぞれぞれ大量数を積み上げ、首位初登場となった。
調査対象の67.7%となるステーションにおいて、比較的固定された番組でのオンエア獲得ながら、リクエストオンエアも少数確認され始めている。ビッグネームとのコラボレーショによる話題性がどこまで広がっていくか、次週のアクションにも期待したい。
2位はREIKO「First Christmas feat. JUNON」が前週1位からダウンした。同じBMSG所属のJUNON(BE:FIRST)の客演、および清水翔太による提供として話題の同曲。多数局でのパワープレイ選出により今週も大量オンエアをキープしたかっこうだが、一部のファンダムのみならず楽曲そのものの魅力に惹かれたリスナーも多く、リクエストオンエアは引き続き多数確認されている。
上述の通り、清水翔太提供のクリスマスソングとして魅力的な点も大量オンエアを維持している要因だろう。来年以降も定番化するか注目だ。
3位はOfficial髭男dism「50%」が前週21位から上昇した。映画『はたらく細胞』主題歌として12月13日にデジタルリリースされた同曲。前週金曜のリリースと同時にいっせいに開始されたオンエアは、今週に入って更に勢いを増していった結果、調査対象の93.5%のステーションでオンエア獲得に至った。
新曲勢のなかでは最も広範囲ステーションでのオンエア獲得であり、かつ最多数のリクエストオンエアが確認された点もさすが。今週最も広く注目された新曲となった。
“車で聴きたいXmasソング”が興隆、ラジオならではのクリスマスチャートに
クリスマス直前ウィークとなった今週のチャートでは新旧クリスマスソングが彩り豊かに顔を揃え、TOP10では実に6曲が占める結果となった。
最上位となったのは今年の新たなクリスマスソングである先述のREIKO「First Christmas feat. JUNON」。これに続いたのは、毎年恒例の並びである山下 達郎「クリスマス・イブ」(22位→5位)、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(13位→6位)であり、山下 達郎は全局でのオンエアが確認された。
この後にワム!「ラスト・クリスマス」(18位→7位)が着けると、今年はクリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」(34位→8位)、back number「クリスマスソング」(8位→9位)と続いた。同3曲のオンエア回数差はわずか1回ずつという、大接戦だったことも特筆したい。
ちなみに、車中で聴いているリスナーが多いことでも人気のクリス・レアだが、back numberを見事に退けたのはラジオチャートならではのユニークな結果だ。その代わりと言っては何だが、一般的に広く支持されるback numberには今週ダントツで最多となるリクエストオンエアが確認された。
11位以降も新旧クリスマスソングが並び、一年で一番煌びやかなチャートとなったことは言うまでもないだろう。引き続き思い思いのクリスマスをラジオとともに楽しんで頂きたい。
RADIO ON AIR DATA(集計期間:2024年12月16日~12月22日)
1.KAWASAKI(with Big Sean)/ ONE OR EIGHT
2.First Christmas feat. JUNON / REIKO
3.50% / Official髭男dism
4.バーズ・オブ・ア・フェザー / ビリー・アイリッシュ
5.クリスマス・イブ / 山下 達郎
6.恋人たちのクリスマス / マライア・キャリー
7.ラスト・クリスマス / ワム!
8.ドライビング・フォー・クリスマス / クリス・レア
9.クリスマスソング / back number
10.くせげ / Saucy Dog
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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