米ビルボード世界興行収入ランキング発表、1位はU2の226億円
【2011年の全世界興行収入ベスト10】
音楽誌ビルボードには多くの様々なチャートがあるが、世界のコンサート興行収入のランキングもある。「ボックススコアー」というチャートだ。2011年の年間ベスト10が発表された。集計期間は2010年11月1日付から2011年11月8日付迄の1年間。金額は1$77円で換算した。
1位) U2 226億円
3年目になる360°ツアーは観客280万人を動員した。
2位) ボン・ジョヴィ 148億円
リッチー・サンボラが4月からリハビリに入った為サンボラ抜きのコンサートもあったが、180万人の観客がライブを楽しんだ。
3位) テイク・ザット 142億円
イギリスのボーイバンド。1995年以来のオリジナル・メンバーによる再結成コンサート。29か所のコンサートは殆どスタジアムで行われた。ロビー・ウィリアムズをメインに最も成功したボーイバンド。
4位) ロジャー・ウォーターズ 116億円
ザ・ウォール・ライブ・ツアーは92公演行われた。3月のロンドンのO2アリーナではデヴィッド・ギルモアとニック・メイスンが参加し、ピンク・フロイド再結成の様相だった。
5位) テイラー・スウィフト 75億円
スピーク・ナウ・ツアーでヨーロッパ、アジア、北米で89回のコンサートを行った。そのうちなんと87公演がソールド・アウトになった。
6位) ケニー・チェズニー 65億円
今カントリーで最も勢いのあるケニー・チェズニー。ゴーイング・コースタル・ツアーは55公演が行われた。カントリー系なので北米だけの売り上げでこの数字は凄い。
7位) アッシャー 58億円
ヒップ・ホップ・ラップ系でこの数字はエミネムに匹敵する好成績。73公演の内ソールド・アウトは58公演。観客90万人を動員した。
8位) レディー・ガガ 55億円
モンスター・ボール・ツアーの売り上げ。
9位) アンドレ・リュウ 52億円
ご存じワルツのポップ・オーケストラ。102公演をこなした。
10位)シャーデー 41億円
メディアは騒がないがこの数字は凄い。昨年(2010年)アルバム「ソルジャー・オブ・ラヴ」を発売してのツアー。
圏外では11位にマイケル・ブーブレの39億円、12位にイーグルスの39億円、15位にジャスティン・ビーバーの34億円、17位にバック・ストリート・ボーイズとニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョイントが31億円、18位には復活のジャーニーが73公演の31億円で入った。ボーカルのスティーヴ・ペリーの代わりにオーディションで加入したフィリピン出身のアーネル・ピネダがボーカルを務める。19位にはブリトニー・スピアーズがファム・ファタール・ツアーで28億円を稼ぎ出した。
関連リンク
関連リンクはありません