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[海外] 高級ヘッドフォンBeats by Dre、ワーナーミュージックオーナーから新サービス資金調達

コラム All Digital Music

ドクター・ドレー率いるヘッドフォンブランドBeats by Dre、Spotifyに対抗する音楽ストリーミングサービス「Daisy」の開発に向けてワーナーミュージックのオーナーから資金を調達

アップルCEOティム・クックと高級ヘッドフォンBeats by Dr. Dreのトップが会合、音楽サービスについて話し合う

高級ヘッドフォンメーカー「Beats Electronics」は、Spotifyに対抗する開発中のサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Daisy」の年内のローンチのため、6000万ドルの資金調達を行いました。

出資者にはワーナーミュージックのオーナーでAccess IndustriesのLen Blavatnikがリードし、Apollo Global Managementやカジノ投資家James Packerらが投資しています。

Beatsは音楽ストリーミングサービスのコードネーム「Daisy」を2013年末の開始を目指します。またBeatsは新しい音楽サービスをスピンオフさせ別会社として運営して行く計画です。

エミネムなど有名ヒップホップ・アーティストをプロデュースするドクター・ドレー(Dr. Dre)と、ユニバーサルレコード傘下のインタースコープ-ゲフィン-A&M (Interscope-Geffen-A&M)レコード会長ジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)が率いる、高級ヘッドフォンブランド「Beats by Dre」を手がけるオーディオメーカーBeats Electronicsは、昨年音楽ストリーミングサービス「MOG」を1400万ドルで買収し、新しい音楽サービスの準備を進めてきました。

またアーティスト向けD2FサービスTopspinから創業者のイアン・ロジャースをプロジェクトの責任者として引き抜いています。 さらにインディーズアーティストのナイン・インチ・ネイルズことトレント・レズナーをチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして招いています。

Daisyは他社にはない全く新しい音楽キュレーションを可能にした音楽ストリーミングサービスになると噂されています。アーティストやプロデューサーが中心となってスタートする新サービスとは、一体どこまで消費者目線で新しい音楽体験を実現できるのでしょうか?

Beats by Dr. Dreの成功のように新しいトレンドを作れるのか、注目したいです。

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■記事元http://jaykogami.posterous.com/beats-by-drespotifydaisy
 


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ジェイ・コウガミ:
音楽とテクノロジーの時事を扱うブロガー。海外のデジタル音楽情報をテーマに、ソーシャルな音楽サービス, 業界の動向、クリエイティブなデジタルPR事例をいち早く日本で紹介している。
学生時代は米国オレゴン州で生活。高校でネットラジオ、大学でNapsterを体験、以来オンライン x 音楽コンテンツ x 人の在り方について関心を持つ。
音楽好きと音楽業界に、新しい音楽体験情報を届け、幅広いインディーズ系アーティストを応援。現在プロジェクトチーム「soundtribe」で活動中。